自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

陣馬山〜高尾山縦走

2018-01-08 | 登山ハイキング
ほぼ毎年相棒と陣馬山から高尾山までの縦走コースを歩いている。
ところが私の足の小指や手の骨折により3年振りの縦走となった。
いつもは陣馬山登山口から一の尾根を登るのだが、腰痛で渋っていた相棒の事を思ってちょっとは楽な和田から歩くことに。
藤野発8時のバスはほぼ満員状態だったが、登山口と和田とは半々くらいで登山客が下車した。
和田から歩くこと1時間で最後の木の段を登ると山頂。
まず854,8mの陣馬山で迎えてくれたのは秀麗富士、南アルプス、その上今までで初めて日光の男体山や日光白根山などまでも見えた。
さらにさらに光る相模湾までも。
今まで10数回陣馬山に登ってきているが、こんなに眺望が素晴らしかったことは初めて!
しかも風もなく穏やかで真っ青な空と陣馬山のシンボルの白い馬。
まだ松飾りがしてあった。
いつもは馬の後姿など写真に撮らないけど、バックに富士山が見えていて……。
小休止の後約15キロの縦走が待っているので、またまた富士山を撮ってから名残惜しい気持ちを残して出発。
今年の縦走は例年のように道がグニュグニュではなくて歩きやすかったけど、乾燥しきっている感じでその分土ぼこりがすごかった。
お目当ては富士山だけではなく、いつもこの季節にしかみられない氷の華のシモバシラを見る事。
私の感想として今年は今まででかなり少なかった。
シモバシラはシソ科の多年草だそうで、枯れた茎が吸い上げた水分が外気で凍り付いて、霜柱のような氷柱ができたもの。
自然の芸術品といえるのでは……。
でも枯草の中で目立たないし私が写真に撮っていても、知らずに通り過ぎていく人が多くて残念。
陣馬山〜 奈良子峠〜明王峠〜堂所山といくつものコブを超えて歩いて727,1mの景信山に到着。
前回歩いた時はトレランの人が多くて危ないなって思ったけど、彼らは巻道を利用するようになっていて歩きやすかった。
するとなんと山頂は凄い人でビックリ!
こんなに混んだ山頂は初めてでしかも餅つきをしているグループが4つくらいあった。
100人以上の人が休息したりランチしていた。
我らもガスでお湯を沸かして都心方面の景色を眺めながらカップ麺とおにぎりの昼食。
うーんとズームにしたら右の方にスカイツリーが撮れた。
意外な発見だけど景信山からの富士山の方がうんと大きくて近くに見えた。
富士山頂までのジグザグの登りの登山道が見えるようだった。
小仏峠近くからは眼下に相模湖と富士山が良く見えた。
城山の山頂も景信山ほどではなかったけど、5、60人の人がいた。
城山からは都心方面はいうまでもなく、筑波山が見えていた。
景信山〜小仏峠〜城山〜一丁平~モミジ台と高尾山に向かって歩くにつれ、すれ違う人がどんどん増えて行った。
今日はとことん富士山を撮るぞと思って、1丁平やモミジ台など要所要所でカメラに収めた。



だんだんと富士山がぼやけて来たがそれでもずっと一緒だった。
最後に高尾山山頂での富士山。立っている人達の後ろに見えているのだが。
高尾山にはこんな看板があった。
我らは実際の所、陣馬山から高尾山までランチタイム1時間を含めて5時間弱だった。
でも陣馬山から高尾山の方が歩きやすいと思うし(逆コースも歩いてみた結果)特に冬場は日暮れが早いし、大げざではないと感じた。
折角高尾山に来たのだからと薬王院にお参りに行った。
高尾山に登ってもほとんど薬王院に足を延ばすことがなかったから。
ここでも新年のお参りの人が多くて並んで順番を待った。
帰りは1号路で登山口まで下った。
陣馬山まで2,7キロ、縦走コースが約15キロ、1号路が約3,8キロで今日は約7時間の歩程。
久々に歩いた!って気がした眺望にも恵まれた充実の1日だった。

コメント
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