'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

終戦

2009-08-15 22:39:49 | sinbou_san

新幹線で盛岡から新花巻駅まで。待ち時間より、乗車時間が少ない。
久々に下車したが、駅前は以前と変わりない。
 駅を背にしていたのでわからなったが、「花巻東高等学校甲子園出場」の横断幕。そうだな、ここは花巻東の地元。
 先日は、負け戦だったにも関わらず、粘り勝ち。戦術的にも、1・2回の攻撃が、後から効いたのかもしれませんね。3本のホームランも、サインをも盗まれたと勘違いするほど完璧にスタンドへ放り込まれる。
 ほとんど負け試合を覚悟した試合だったが、思いは宮沢賢治だったのかもしれませんね。 

 今度帰って来る時には、変った横断幕で待ちたいものです。それも普通に。

 花巻から遠野。「ここがミンミの故郷だよ」江刺南中付近を通り、実家まで。
実家でお袋から、爺さんが戦争に行く時の事を初めて聞きました。前夜から泣く母親と近隣の人達がおかしい。小学1年生の時、馬に乗って橋を渡っていく時の事を今でも覚えているようでした。周りでは、旗を掲げていたようですね。子供達にわからない様に出かけたようですが、高台から兄弟で見送ったようですね。墓地には、フィリピン内地で亡くなったようで、陸軍だったようです。

戦争は2度と繰返してはなりません。

セロ弾きのゴーシュ

 戦地では、宮沢賢治ではありませんが。

ホメラレモセズ

クニモサレズ

サウイフモノニ

ワタシハ

ナリタイ

 沖縄の壕も見ましたが、様々あるんですよ。兵士だけではなく、みんな一般人まで闘ったんですよ。

 家族・故郷のために、国家とは怖いものです。褒められなくとも、生きる事が一番ですね

 頑張って行きましょう。