続・知青の丘

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

結社は「賞」で繋ぐのか?

2017-03-18 18:32:50 | 俳句以外
熊本の短歌誌『稜 kado』(通刊220)の「歌事片々」(65)に
「短歌新人賞について」というタイトルで
橋元俊樹氏が、
昨年の「角川短歌賞」と「歌壇賞」の佐々木兄弟受賞のことを書いておられた。
門外漢のわたくしですが、
へえええ~と面白く拝読した。


えてして、賞というものは
選考委員という人間のやることなのだから
最初から貰える人は、
いろんな思惑や恣意が絡み、裏のほうでは決まっていて
上記のように家柄や出身のいい人、
結社に忠実で今後も結社のために十分奉公する人
結社にプラスになる人などに・・・・
「デキ」レースなんじゃないの。
それは、短歌に限らず、俳句もそうなのでしょう。
(実は身近で知っている!)

だけど、第1回角川賞が該当者なしになったというエピソードは愉快。
5人の選考委員がそれぞれの弟子を推して譲らず、
結局決まらなかったという。
(露骨すぎて、正直で微笑ましくさえある~)
それで、
第2回目は、編集部が有力な新人に応募させて
その中から安永蕗子さんが選ばれたのだそうだ。
へええええ~
でも、結社どうしで順に回せば、
事は解決もするというものだが(笑)

若者よ、寄らば大樹の陰にかな。


*きょうのGYAO無料映画は
「雨あがる」(2000年)を観ました。
山本周五郎原作
寺尾聡、宮崎美子・・・
気持ちのいいさわやかなお話でしたね。
最後の方~
賭け試合をしたために藩の剣術指南役の話がボツに。
その時、宮崎美子演じるたよが、賭け試合をした夫を称えて
お城からの使者に放った言葉に胸がいっぱいにー。





コメント    この記事についてブログを書く
« 明日から一泊二日で宮崎方面へ | トップ | やっと一息、熊本県現代俳句... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

俳句以外」カテゴリの最新記事