EKKEN♂

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(仮題) トラックバックのマイルール

2005-05-09 | Trackback
 トラックバックに関する考え方が、ますます多様化していて面白いです。
 僕はページを開いた時の下方に、トラックバック(以下、TBと表記)受信に関して、次のように記しています。
こちらの記事の内容を踏まえていない、記事の関連性が薄い、あるいは宣伝目的と思われるTBは削除することもあります。
また、TBの重複については、こちらで処理しますので、報告不要です。
 実のところ、こんな事を書いても、必ずしも守られるものでないのはわかっています。魔除け的な役割があれば良い、と思うのと、好ましくないTBが来た時に削除する言い訳として載せているものです。
 何度か書いているように、僕はTBについて、言及通知機能としての役割を重要視しています。キーワードが合致するだけの自称・関連記事によるTBは、関心があれば自分でブログ検索をかけて見つけるものと思っているので、スパムと同等に考えます。ブログの発展によって、宣伝TBによるトラフィックの増大があり、ネット全体が重くなる可能性があることからも、こうしたキーワード合致TBが好ましいものだと思いません。
 ……などという話は、これまで幾度も書いてきているので、上記は今までの僕の発言の要約程度の話として下さい。
 このブログでは「TBの話」というカテゴリを設け、僕のTB観を書き殴っていますが、最初から読み直すと、少しずつではあるものの、僕のTBに対する考え方も変わってきている事がわかります。

 ところで、少し前のことになりますが、TBに関する記事のコメント欄に、こんなものが寄せられました。
そこで一つ質問です。
TB問題の最中に、相手方のブログの常連さんが、勝手にTBのみしていきました。全く興味がわかない記事を。そこで、何日か返事を待った後、TBを削除しました。
すぐさま、また同じ記事をTBされました。今度も何の挨拶もなしで。抗議ぐらいして来て欲しかったのですが。
これは嫌がらせでしょうか。

NGワード:トラックバックありがとうに寄せられた藹さんのコメントより抜粋

 TBに対する考え方は人それぞれなので、僕にこの質問をぶつける事が、正解だったとも思えないのですが、藹さんがこのブログのコメント欄で書いている事なので、ここに僕なりの考えを書いておきます。
 その前に藹さんのブログに記されている(恐らくは、引用したコメントを書かれた後に書き加えたものと思われます)、藹さんのブログのTBに関する記述を確認。
私はここで、交流を望みます。議論や意見交換を望みます。
TBや読者登録は、大変嬉しく思います。多くの方と出会いたいと思います。
初めての方は、興味を引いた部分など、一言ご意見をお願い致します。
意図が不明な場合や宣伝と感じられた場合、残念ですが、お相手いたしかねます。

「消え去る前に」と 声が叫ぶ!

 藹さんに限った話ではなく、最近良く見かけるの「ローカルTBマナー」の一つに、「TBの際は一言挨拶をしてから」というものがあります。あくまで個人のブログの「お願い事」なので、それを完全否定するつもりもありませんが、TB自体が相手のブログへの通知機能なので、TBする事・した事の連絡(挨拶)は不要である、というのが、多数派を占める考え方だと思います。TBというのは、「勝手にして」当たり前だと思うのですね。
 それでも「自分はちゃんとマイルールを設けているのだから、守ってくれなきゃ困る」という人もいるでしょう。もちろん要らぬトラブルの可能性を考えれば、それは守ったほうがいいものなのかもしれませんが、その練りに練ったマイルール、作った本人は「ここに載せておけば読むだろう」と思っても、実はあまり読まれるものじゃないと思います。特に検索で辿り付いてTBを送る事を考えている人は、そもそも該当する「TBルール」を読んでいるわけではないことの方が多いです。
 記事に関係のない部分に書かれた「お約束」だったら尚のこと読まないでしょう。
 だからTBやコメントに関する、ブログ主が設定したお約束は、守られるものでもないですし、守られない事にギャーギャ騒いでもあまり意味がないです。気に入らないTBやコメントは、黙って削除しましょう。
 その上で、同じ内容のTBやコメントが再びつくこともあります。

 コメントの場合、それはイヤガラセと判断されても仕方がないと思うし、抗議する価値もありますが、TBの場合、そこまで神経質にならなくても良いのかな、と思います。コメント欄で関連がないTBが来たので削除しました、と報告するのも良いかもしれませんが、相手のブログに乗り込んで文句を言うのは、僕はあまりスマートなやり方とは思えません。
 こにのつぶやき: ホームとアウェイをお読みいただければわかりやすいと思うのですが、基本的に相手のブログに乗り込んで相手を批判しても、相手のブログにも常連が存在するでしょうし、彼等がブログ主に不満を持っていない限りは、当然、乗り込んできた見知らぬ人よりも、日頃から交流のあるブログ主の肩を持つはずです。TBマナーという、全てのブログ主の価値観が統一されていないものについて、他者のブログにおいて抗議しても、よほど説得力がある見解を示さなければ、理解を得られる事はないと思います。自分の側では「正しい事」でも相手側にとっては「うぜぇな、コノヤロー」となるものです。

 TBを大量に送る事で、アクセスアップを図れると信じている人がいます。TBの仕組上、ブログ検索をかけて同一キーワードを使っているブログを「関連記事」と判断し、TBを送る事は、禁じられているわけではないから、何の問題もない、ということらしいです。
 しかしそんな無差別に近いTBを貰って喜んでいる人は、たぶんアホです。たいした価値のない記事から寄せられたTBに対し、「TBありがとう!」などと書き込みに行くのは、僕には「あたしバカでぇす!」と宣言しているようにしか見えません。

 
 藹さんが問題にしている、削除しても同じ内容のTBを送ってきた人が、どんな考えで送ってきたのかはわかりません。もしかしたら送信に失敗したと思って再度送ったものかもしれないですし、後日、自分の記事に関係のあるものを検索で見つけて、前に送ったことを忘れ、再び送ってきたものかもしれません。あるいは、TBした事による藹さんの反応を待っているのかもしれません。
 ここで「トラックバックしたらどうして欲しいか」という記事を紹介します。
でね、あなたに聞きたいのは たとえば 何かの記事にTBくれたとするでしょ? そのとき あなたはどうして欲しいか知りたいの。かといって全部私が頭の中にインプットできるとは 限らないんだけどさぁ。まぁ、一回聞いてみたかったわけよ。

TBしたから ぜひぜひ読みにきてね!

っていうのが一番なんだろうけど そのあとどうして欲しい?

1.TBは後回しでもいいから 記事を読んでコメントして欲しい。
2.コメントはどうでもいいから TB返しをして欲しい。
3.TBも欲しいけどコメントも欲しいよ!
4.TBは 記事リンクしてあるから 返しは いらない。コメントのみで。

まぁ、他にもいろいろあると思うけど 企画ものは 別ものだとおもってる。あれは TBし合うっていう暗黙のルールがあるものね。

海外ドラマが好き♪:TBを送ってくれたあなたに質問!

 じゃすみんさんのこの引用元の記事のコメント欄においては、「何らかの反応があったら嬉しいけど、受信者側の自由」という回答が多かったように見受けられます。そもそもTBというのは、「勝手に送ってくるもの」なのだから、その返事を相手に強要する事はおかしな話でもあるわけです。
 ところが、TBにしても、コメントにしても、書いたら何らかの返事をもらえるものだと信じている人も多いわけでして、時には反応がない事で怒り出す人もいたりします。
 そりゃあ、自分が有意義なTBなりコメントなりを送ったつもりなら、何の反応もない事は寂しいものですが、相手にとってはたいした内容じゃない事も大いに有り得るわけでして、反応がない事で怒り出す人は、ずいぶんとゴーマンな人ではないかしら。
 
 
 
 あまりまとまりがないのですが、一旦投稿します。
 お寄せ頂いたコメントにより、書き足すか、別記事起こします。
 場合によっては内容を一部変更するかもしれません。