シルクな暮らし

ほどほどナチュラル&シンプル生活
代替療法・暮らしの知恵・子供の事など

真面目な歌

2007-10-07 | 音楽・芸術
欽ちゃんが4歳ぐらい(…かな?かなり怪しい…)の時に歌っていたお気に入りの曲。

♪ おさるのかごや 

え~~さ え~~さ え~さほ~いさっさ

おっさるのかごやだ ほいさっさ~

ひぐれのさかみち ほそいみちぃ~

すっがわら ぢょぉ~~ちん ぶらさげてぇ

それ やっとこどっこどっこほいさっさ~

ほぉ~いほ~いほ~い ほーいさっさーー


カワユスギザカワユス
落ち込んだ時なんか口ずさむと元気出るお(´・ω・`)

波紋音という楽器

2007-06-07 | 音楽・芸術
ところで、熱帯森林保護団体の交流会で
斎藤鉄平さんという方に紹介されました。
波紋音(はもん)という創作楽器を制作していらっしゃるとか。

「どんな音なんですか?」 無知silkyの間抜けな質問に嫌な顔も見せず、
「水琴窟のような音の鉄の楽器です」 と答えて下さった鉄平さん。
「は~、鉄で水琴窟……どんな形なんですか?」

…なんだか落語「平林」の物覚え・物分りの悪い小僧と同じです。
しかし最後まで親切に答えてもらえたな…
鉄平さんは心の広いお方だ…。

帰宅してから調べました。はい、調べましたとも。
 波紋音---通称スリットドラムとよばれる創作打楽器。
 鉄を鍛金で楕円半球型につくり、打面に溶接で葉脈のようなスリットを入れる。
 その音は鉄とはとても思えない。深く、やわらかく、波紋のように広がる不思議な音色。
だそうです。ほ~。

永田砂知子さんという方が波紋音を大変気に入られて全種類揃え、演奏されているそうです。

試しにライブ音を聞いてみたい方はこちら→http://ototoi.net/people/nagata.html
CDも販売されているみたいですね。

音は生で聞きたい!という方は永田砂知子さんのオフィシャルサイト
http://www.nagatasachiko.com/でスケジュールのご確認を。

2007.8.5(日)に波紋音コンサートがあるみたいですね。
午後2時開演■荻窪地域区民センター和室
私も行ってみようかな~。

雅楽、聴いてる?

2007-04-02 | 音楽・芸術
東儀秀樹さんの講演会に行って気がついた事。

…若い人がいない…

雅楽とか邦楽って、みんな聴かないのかな。
あんなに面白いのに。

私の場合、20代前後の頃に
“邦楽ジョッキー”とか
“邦楽のひと時”なんていうラジオ番組に出会い、
「なんだ~、日本のくらしっくもいいじゃん」
と思い、毎週楽しみにしていたくちで、
特に澤村藤十郎さんの邦楽ジョッキーは最高に好きでした。
柔らかで流れるような、
それでいて聞き流せず、心を惹きつけられる語り口でした。

能の舞台を観に行ったのもその頃。
仕事場の近くに劇場があるからという程度のノリで、しかも観る度に眠くなって舟こいだりしてしまうんですが、
リラックスできて気持ちよかった。

雅楽も謡曲も、何がそんなに魅力的なのでしょう。
それは、音の微妙さ。

現代、日常的に聞いている音楽は、ピアノの鍵盤に見えている音ですよね。
白鍵盤のドレミファソラシ
黒鍵盤の♯、♭

でも音階はそれだけじゃない。
白鍵から斜め上にある黒鍵の間には、
楽譜に表せないほど細かな音階が存在するんです。
日本の有名な演奏家が中近東に行った時、
彼らの演奏する微妙で複雑な音が聞き取れなくて
「あなたは音痴ですね」
と言われたとか。

中近東や中国には凄まじい数の弦を爪弾く楽器があるし、
日本の笙などが出す不協和音って、
実はものすご~く美しく、魂を揺さぶる音だと思うのですよ。
東儀秀樹さんの著書東儀秀樹の永遠のオモチャ箱にもこうあります。
『洋楽のものさしで計ると、その和音は不協和音ということになってしまうが、これがなんとも美しい響きを生むのだ。
不協だなんて失礼だ。これこそが協和音なのだよ……と。細胞が教えてくれる。』

私はロックもジャズもフュージョンも大好きですが、
謡曲の微妙な、うにょ~~~~~ん……と、動いていく音をとらえ、かつまた自分でもその音を出すのって快感です。
ゾクゾクするほど面白いです。

試しに、想像してみてくださいな。
♪さくらさくら♪や♪とおりゃんせ♪を雅楽器で演奏したらどうなります?
極めつけは♪君が代♪。
あんなに暗くて退屈な曲なのに、強力に魅力的に表情を変えるのが分かりますか~?

アミノ酸等の食品添加物入りの食品に慣れた人が天然醸造の調味料や野菜の美味しさに気がつくには、
2~3年という長い時間がかかることもあるといいます。
同じように、普段親しんだものから、別のものを味わえるようになるには、
ちょっと時間が必要かもしれません。
でもね、
食べず嫌いは損ですよ。
日本の文化、結構意外とスゴイです。

そうそう、歌姫UAの魅力も似たところにあってね、
ピアノとかでポーンとキーを叩くと、ひとつの音が響くだけだけど、彼女の声はのばした音が微妙~に揺らぐのです。
そんなところにも魅力があると私は思うのですよ。
今はデビューの頃とは声の出し方が少し変わって、一層透明感のある声になりましたね。
新しいアルバム“Golden green”もgood。

んでもって、お能も観に行くべし。
「能なんてわからない」なんて言わず、この本を読んでみるべし。
→花よりも花の如く 成田美名子 白泉社
コミック本だけど能の面白さが分かるきっかけになる!かも。
普通の入門書とは違って、演じる側の視点が味わえるのが新鮮だし、
この作品の登場人物の感情はとても自然なのがいいです。

初オペラ!~東京のオペラの森2006

2006-04-01 | 音楽・芸術
昨日、生まれて初めてオペラ鑑賞に行きました。ヴェルディの「オテロ」。見たのは第一幕だけでしたが、ほんまもんを感じられた興奮で夜もなかなか眠れなかったです。(笑)
「東京のオペラの森」は東京の春の訪れを祝う音楽祭のようなものを作りたいという有志の方々の志から生まれ、去年からスタートしたのだそうです。
もっと古典的なものを想像していたら、上演は新作オペラとのことで、現代的な演出にちょいとびっくりしました。前衛的衣装に舞台装置、なんたってヴェルディの曲で近ごろのダンスを踊るとは。芸術も変っていくものなのね…。
オーケストラに歌に舞台にと楽しむ材料がてんこ盛りですから、一幕の数十分なんてあっという間でした。オーケストラもオペラ歌手の歌声も、生は本っ当~に素晴らしい!感動しますよ。皆様もぜひ生演奏を聞いてみて!もっと音楽が好きになります。
最後に出演者がカーテンコールに応えて舞台に上がったその笑顔がとても素敵でした。観客席からは拍手と「ぶらぼー」の声援。私も「ぶらあぼ!」と大声を出したら、声が大きすぎたらしく(笑)歌手の男性が吃驚した顔でこちらを向いたのには焦りました。目が会ったら笑ってくれましたけど。←ちょっと嬉しかった奴
後で一緒に見ていた子ども達が「お母さん声が大きい~」と騒いだのは恥ずかしかったですが…。

草遊び、音遊び

2005-04-21 | 音楽・芸術
 春休みに昭和記念公園に行った時、子ども達は椿の葉で作る“草笛”を習い、ご機嫌で吹きまくっていました。新学期が始まってから今度は学校で“桜笛”なるものを教えてもらったと言って聞かせてくれました。
 繊細な桜の花びら一枚から出るとは思いもよらないような、素朴というか、脱力系の音でありました。近所の公園に行ったら、何人かの子どもが皆「ぴひょ~~」と鳴らしていて、思いきり脱力させてもらいました。
 面白そうだったので私も吹いてみたんですが、その音はまるで“断末魔の叫び”。相当、がっかりしたです。

下の言葉は、ぼんやりしていた時にふと頭に浮かんだ言葉です。

  歌え、天に音を捧げよ。
  奏でよ、地と“響き”あわせよ。