徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

アメリカ横断日記-67

2009-09-24 08:05:18 | 旅行
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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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アメリカ横断日記-67

2月24日 快晴 (火曜日) 70日目

 今日も良い天気である。
余りにも良い天気なのでいろいろ考えながら歩いていると、足を動かすことがおろそかになり、歩くスピードが鈍る。
しかし、今までにない余裕が出てきたことが大変良いことだ。
足の痛みのことだけとか、寒さのことだけが頭の中にあった今までの歩きとはずいぶん違う。

 Arkansas に入る。Oklahoma 州を3時30分に出る。
この15日間非常に思い出に残る日々であった。
それは寒さ、足の痛みそして人々の心だ。やはりOklahoma 州も思った通り面白い州であった。
このArkansas 州もここに来る前、ある人が親切な人が多い所だと言っていた。


  Arkansas 州の最初の都市であるこのFrot Smith は人工が68,006人である。
それでもこの辺では非常に大きい都市である。

 この州に入ると大きな都市Fort Smith である。
あるパトロール中の警察官に会う。
また、身分証明書を見せろと言うのかと思っていた。
しかし、世間一般のことや簡単なこの旅の質問だけで尋問という感じではない。
再び彼が現れて親切にもテレビ局に連絡を取ったということである。
そのテレビ局は5チャンネルで、そこのローカルニュースのレポータが俺にインタビューするというのだ。
そのインタビューアーが現れる。俺へのインタビューの場面は余り撮らず、歩いている様子などを撮る。
それというのもインタビューだったら、自然な英語を長く話さなければならないからであろう。
インタビューは別に聞き、歩いている様子だけを撮影して行った。
この親切な警察はもう一度現れ、Fort Smith の観光案内をしてくれた。
早めにモーテルを決め、自分の出るという6時からのニュースを見守る。
結局、俺が出るには出たが、注意深く見ていないと見逃してしまうほどである。
ほんの2~3分だけが出る。やはり、インタビューの場面は出ずにニュースキャスターが俺のことを説明して終わる。
ところで、この場面を見ると、自分とは認めにくい人間が俺である。
自分をニュースの中で見るというのは変なものである。

Fort Smith でモーテルに泊まる。
出費 27.00ドル




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