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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(パキスタン)-337
12)パキスタンを歩く
日記から-34
11月11日(日曜日) 快晴
よく見るとこの様な人家は結構あるのである。
このバルチスタン砂漠では結構、人家があり食べたり、水を飲んだりするには思ったより困らない。
ここに来る前はそれでも、水は持たなければならないと言われていたので、もしものために水は持っていた。
今日は昼に飲む少しだけの水を持ったためか重たくなく早く歩くことが出来た。
しかし、今日歩いた最後の5~6kmは夜の分と明日分の水のために重たい。
それはここPadokからDelboadinまでは水が手に入らないと言うからである。もちろん食堂もない。
ここPadokの食堂で野菜をくれた。それはトマト、ジャガイモ、タマネギである。
昨夜はタマネギだけのスープを食べたのだが、今日は3種類の野菜スープが食べられる。
本当に多くの野菜をありがとう。それにしても水とこの食糧は大変重い。
砂漠にはなぜハエが多いのだろう。
オールトラリアでも気が狂うほど多くのハエで悩まされた。ここもそうである。大変うるさい。
そのハエを殺さないようにしているのだが、それでもあまりにヒツコクうるさいと叩いてしまう。
しかし、そのハエを叩くことはストレス解消になるので、たまにはやりたい。
それにしても人家がある。何処でも人家があるようだ。
本当に遠くに数軒の家も見える。やはりオーストラリアの砂漠の方が人口密度が少ないようだ。
これからも本当に水に困ったら、人家に駆け込めば何とかなりそうだ。
このところ昼間はなかなか暑い。今は水があまりないので、明日はあまり水を飲まないで行こう。
出費 30.00パ ルピー
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