徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ユーゴスラビア)-495

2012-02-11 08:05:50 | 世界徒歩旅行記

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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ユーゴスラビア)-495

16)ユーゴスラビアを歩く

日記から-3

4月26日(金曜日) 曇り、晴れ、すこし雨、

 ユーゴスラビアではギリシャの道路の両脇でよく見かけたユダヤ教の仏壇のような物は見かけない。
教会は村にはあるようだが、あまり目立たない。それがあることは確かなようだ。
また、この辺はまだモスレム教もあると聞いているが、モスクはまだ見たことがない。

 その他、この辺は僕の感じでは雨があまり降らず、乾燥をしている所なのか?ブドウ畑が多い。
見渡す限りぶどう園が続く。

 今日は雲が多い日であったが、その中でも黒い雲が来ると風が出て来てほんの少し雨が降るのである。

 昼に農業の人達が集まって食事をした後、僕がそこを通ったのだろう。
彼らはRaki(お酒で水を入れると白くなる物)を飲んでいた。その彼らが僕を呼ぶのである。
丁度、昼食を取りたかったので、一緒に休んで彼らの酒を飲む。この辺はトルコの様にRakiをまだ飲むのである。
彼らは食事が終わったが、僕はまだ食事を終えていないので、おもむろにパンを出し食べだしたら、おかずの缶詰をくれた。
その缶詰はイワシで、昼食をパンとマーガリンだけで済ませようと思っていた僕にとっては良いおかずである。
それだけではなく別れる時にもう一つその缶詰を持たしてくれた。
本当に親切な人たちである。ありがとう。

 僕は何処の国に行っても人々からいろいろな物を貰った。
人々は僕を貧しいとも思うのかもしれないし、助けてやらないといけないとも思うのかな???

 夕方はパンが手に入らなかった。
それに水もなかったが、テントを張った所に水が流れていた。
その水の中には枯れた草などがあり余り綺麗ではないが、沸かして今日は使うことにする。
沸かすから、枯れ草が入っていても良いであろう!

出費 0デナール

 



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