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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(バングラデシュ)-122
6)バングラデシュを歩く
日記から-2
2月14日 (火曜日) 曇り
昨夜、この村の人々が俺の周りに来るのかと思ったが、学校の中に俺一人で入っていたので、外で彼らは長い間見ていられなかったようだ。
また、俺がベンガル語が出来なかったので、退屈したのであろう、わりと早く1人になれた。
一人になれたのは良いが、寝ようとしても蚊が多くて寝ることが出来なかった。
体を覆うために冬でも使える寝袋をかけるのであるが暑すぎた。
それでも蚊に刺されたくないので、我慢して寝袋をかけるようにしたら、朝は寝袋がしっとりと汗で濡れていた。
体は蚊にあまり刺されなかったが、顔は蚊に多く刺されて大変であった。結局よく寝れなかった。
今日は空、全体を包み込むような曇りでたまに雨が降る。
歩くには暑くないので良いのだが、何時雨が降るか不安で嫌な気分である。
(雨が降っても歩くのだが、、、、、)
歩いている途中オートバイに乗っている人に会い、彼が話しかけて来た。
彼は今日コックスバザールに泊まると言い、そこで会おうと言う。
今日の歩きはコックスバザールまでではなく、その前で終わりたかったが、約束したのでそこまで歩くことにした。
コックスバザールまで行けば今日は50km歩くことになる。
今日はその距離を歩こうとしていなかったのに、彼に会った後の最後の3時間がフルスピードである。
久しぶりに歩き始めて2日目にして体に無理をしている。
とにかく、コックスバザールに着いた。
オートバイの男の言ったホテルの名は何と食堂であって泊まれる所ではなかった。どうなっているのだ。
彼とは会うことが出来ないし、他のホテルに泊まることにする。
せっかく、今日はホテルに泊まらないで節約しようと思っていたのに今となっては仕方ない。
この国では自家用車が少なく、大衆が使うバスとかトラックをたまに見かける。
従って、歩いている時は車の数が少なく助かる。
このバングラデシュの端の田舎では俺が見かける一日の自家用車が2~3台程度である。
オートバイも少なく、一日に5~6台見るのが精一杯である。それらは本当に金持ちしか乗れないものであるようだ。
出費 54.50タカ
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