発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。
12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(バングラデシュ)-125
6)バングラデシュを歩く
日記から-5
2月17日 (金曜日) 快晴
今日はこの国の週末のせいか自家用車が多く目に付く。とは言ってもタイほど自動車の数は多くない。
バングラデシュの道路は良くない。
このバングラデシュは道路があまりよくない。また、道路をよく修理している。
この道路の修理は道路に土を盛り上げてあるが、その上に粗骨材を敷き、アスファルトを被せるというものである。
ここら辺はガンジス川の河口なので、粗骨材になる石がないのである。
石の替わりにレンガを作りその横で壊して道路に使う粗骨材を作るしかないのである。
せっかく作ったレンガをすぐに壊すのはもったいないし、作ったものをすぐに壊すと言うのは何だか変な気がする。
道路を修理する所が移動していくと、レンガを作る所も移動する。それは何処にでも粘土は取れるからである。
それに従いレンガを壊すのも移動していくのである。
レンガを壊す仕事は一日中同じ仕事を炎天下でしなければならない。
この様な単純労働を炎天下でやるのはバングラデシュの人が最高だと言う人もいる。本当かな?
とにかく、道路の両側で、作ったばかりのレンガを多くの人がハンマーで壊している姿は異常である。
なぜ機械で出来ないのだろうか?機械を使うと彼らの仕事がなくなるからだろうか?
今日はPattayaという町で泊まる。
出費 42.20タカ
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筆者は現在、韓国に住んでいて以下の様な韓国とのビジネスサポートをしています。よかったら見てください。
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