徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-493

2014-06-13 06:52:34 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(バングラデシュを歩くまで)-115

5)バングラデシュを歩くまで

日記から-5

2月7日 (火曜日) 曇り

 昨日はパスポートがインド大使館にあったためネパールのビザを取りに行けなかった。
今日、早速ネパール大使館に出かける。その為にホテルは早めにチェックアウトする。
銀行にも途中寄り、換金をした。

 朝ホテルのトイレにも行かず出てきてしまった。銀行でトイレを使おうとしたがそこにはなかった。
その銀行の隣の大きなホテルに行ったのだが、そこではトイレに鍵がかかっていた。何というホテルであろうか?
もう我慢が出来ない。それでもネパール大使館まで何とか辿り着き、何とかなった。

 このネパール大使館には海外青年協力隊の隊員達が来ていて、彼らは流暢にベンガル語を話していた。
そこでは日本人が好きだからとビザを取る期間が3日間だと思っていたが、着いた午前中、目の前でビザをくれた。
大いに助かったが、手数料が250タカと非常に高かった。後で考えると日本人だからということではなく、特別に金を出せば早くやってくれるのである。
この250タカはタイでビザを申請する手数料より高い。

 その後、青年協力隊の隊員が昨日ゲストハウスに泊まれなかったことに対して大いに恐縮していた。
それで彼は昼飯を奢ってくれる。その後はゲストハウスに戻り、風呂に入り夜のバスでチタゴンへ行こうと待っていた。
そこに別の隊員がダッカに何かの用でやって来た。その人が現場に来ないかというので、一緒に行くことにした。
そこはダッカから近い所らしい。まだ、歩き出すには情報が少なすぎると思ったので、丁度良い。

 この隊員は津村さんといい、これから行く所はカシンプールという所である。
そこには香西さん、滝口さんという人がいる。皆の仕事はそれそぞれ農業土木、ニワトリ、野菜などである。

 夜、彼らと一緒に食事をした。彼らはこの回教の国でも酒を飲むことが出来る。
それは特別なパスがあるので、酒を買うことが出来るからである。おまけに無税であるので非常に安く手に入るらしい。
今日は酒を飲めたが、今後はしばらく酒は飲めないことになるだろう。

出費 264タカ(この中には250タカのビザ代が入っている。)

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筆者は現在、韓国に住んでいて以下の様な韓国とのビジネスサポートをしています。よかったら見てください。
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