徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-214

2011-03-31 07:25:55 | 世界徒歩旅行記

=========================================================================================
日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
=========================================================================================

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-214

8)ネパールを歩く

日記から-37

6月4日 (月曜日) 晴れのち曇り

 朝はすがすがしくポカラにいるときよりか気持ちが良い。
午前中は晴れていて気分も良いし、水は何処からでも流れ出していて手に入れるのが楽である。
その水で歯を磨いたり、ヒゲを剃ったりしながらゆっくり時間をつぶしながら歩く。
昼を過ぎても太陽が出ている時は日陰で休み、昼寝などもする余裕の歩きである。
それでもこの頃は日が沈むのが遅くなってきているので、今日は47km歩け、疲れず余裕がある。
やはり夏は50kmは普通に歩けるようだ。それにしても今日は雨が降らず助かった。
今日は特に昼の一番暑い時に雲が多くなり太陽を遮ってくれたので助かった。

 今日の最後の7kmごろから水が手に入らなくなって来た。山が乾燥しているのである。
後、数日で山から下りて平野へと入って行く。この辺は川が大きくなってきて,川幅が大きくなり大きく道路は迂回している。
だから、目の前に見えている村に行くのに5km~7kmなどという時がある。
とにかく、山がだんだんゆるやかになって来ている。もう少しでまた平原だけの世界になってしまうのだ。
平原は新鮮な景色で良いかもしれないが、やはり俺は山が良いような気がする。

 
山の村の様子-1

 夕方、小さな村に着く。今日は昨日より気分的にも体力的にもやはり余裕がある。
そこの小さな村の食堂で「アル」というインドの酒を飲む。緑色した酒でロキシーより口当たりはましである。
しかし、色がいかにも着色しているようでいやだ。
アルというのはこの辺ではジャガイモという意味だから、酒アルはそれで出来ているのだろう。
それにしても色はどのようにして着けているのだろうか?

出費 24.00ネパールルピー