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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-199
8)ネパールを歩く
日記から-22
5月9日(水曜日) 晴れのち雨
ストーンホームロッジに泊まっていた日本人。真ん中が俺でここで買った登山靴を履いての出発である。
朝、日本人達に見送られて出発。皆で写真を撮る。
朝の出発した頃は晴れていたがすぐに雨が降り出して、昼はズ~とホンチョを使用する。
(暖かい所ではホンチョも着ないのだが、久しぶりに歩き濡れるのがいやなのでポンチョを利用した。)
12日間もカトマンズで遊んで、まるで、ぬるま湯に浸かっているようだった俺には一変に叩きのめされた気がする。
その為か朝8時半ごろから歩き始めたが今日は48kmしか歩けなかった。
今日は雨に濡れていやであったが、歩いている所は自然が多い大変すばらしい所であった。
ところでカトマンズで聞いてきた話ではカトマンズからポカラそしてアンナプルナ・トレッキングコースまでは危ないと言う。
それはそこにドロボーとか殺人ドロボーとかが多くいるというのである。
ドロボーがテントを張った上から稲刈り釜(ネパールではククリと言う。)で襲ってきたら逃げる所がないというのだ。
それで、ネパール人を見たら少し警戒している。こんな気持ちで本来の旅が出来るのだろうか?
とにかく、人のいない様な所では周りに気を配ってしまう。
今日はこんなことがあった。雨宿りをしていた所が丁度、学校の前であった。
子供たちが始めは珍しそうに俺を見ていたが、その内に石を投げ始めたのである。
彼らはどういう考えで石を投げているのだろうか? 理解が出来ない。
出費 15.10ネパールルピー