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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-195
8)ネパールを歩く
日記から-18
4月29日 (日曜日) 晴れ少し雨
今日も腹の調子が一日よくなく、外に出ても不安で仕方がない。
GPO(中央郵便局)に行き、友人などから来た手紙を受け取る。それが沢山来ていた。
嬉しいことである。
この後、中古の重たいが頑丈なウォーキングシューズを買う。価格が230ネパールルピーである。(当時、1ネパールルピー=13.5円)
この登山靴自体はまあまあである。
ここカトマンズでどうして登山靴が手に入るかというと、世界各国からネパールにトレッキングに来た人々が帰る時に売って帰るからである。
その多くの物は少ししか使ってなく、旅行者が旅を続ける為に重たいこの靴を売っていくのである。
この買った靴は頑丈であるから、この後靴の底が駄目になっても、インドかパキスタンで靴底を取り替えてヨーロパまで行ければ、最高なのだがな。
ただし、これに合う靴底が手に入るかが問題である。
夜にはカメラを売ろうかと考えている人とその相棒と3人でチャン(酒)を飲みに行く。
俺の腹はまだおかしいが無理やり、彼らに連れて行かれることになる。
その酒の席では彼らが俺の為に後ほどすき焼きパーティーをしてくれるとも言っていた。
ところで、カトマンズでは外国人が多いからか、結構美味しいケーキやパイが食べられる。
これは他の東南アジアや中央アジアではめったに食べられないから貴重である。
この他にもカトマンズにはモダンな店が多く、そこには白人などがその店に何時もいるのである。
この様に白人は自分の文化を何処にでも持って行こうとするように思えてならない。
試しに夜に「BAR」と書いてある看板の中を覗いてみた。その中はネパールとはまるで違う白人の世界であった。
出費 337.70ネパールルピー(靴代が高い)