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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-187
8)ネパールを歩く
日記から-10
4月21日 (土曜日) 快晴夕方少し雨
Dekhutailに昼前に着く。
途中で靴が壊れる。左側の靴底がカカトだけで止まっている状態である。
だから、山を下る時などは靴の先の方が左右に動き、何時靴底が分離するのか気が気ではない。
このDekhutailに着き、靴底を縫ってもらうが、靴の外側、中側ともにもういい加減、駄目になっている。
後、カトマンズまで7日ぐらいはかかるであろうが持つであろうか?大変心配だ。
頼むからカトマンズまでもってくれ!
今日は大変疲れた。
足の裏が靴のために大変痛いのでそれをかばい歩いたためもあるが、そんなことより他の原因で疲れた。
それはどこかの飛行場の下の広い川原の所にあった小さな店でロキシーを買ったのが原因である。
普通、この辺ではこのロキシーを買うのに値段と味、酒の強さが合えば買うのである。
だから、ためしに飲んで見るのが普通である。ここでも値段が他の所より高かったので、試し飲みをした。
その時にあまりの酒が強いため、体が動かなくなってしまったのである。ほんのオチョコ一杯ほどその酒を飲んだだけである。
信じられない。この後はめしを炊きテントを張ったのだが、体が本当に動かないのである。
この時に雨が少し降ったのであるが、めしを雨から濡れないように体でカバーするのがやっとであった。
せっかく買ったロキシーもこれ以上飲むことが出来ず、プラスチックの水筒に入ったままである。
何のために買ったロキシーだ。疲れている体に強い酒を飲み、肝臓がやられてしまったのかも知れない。
肝臓だけはやられないでほしいものだ。
とにかく疲れた一日であった。
出費 33.00ネパールルピー