改めて、近頃、また、【駆け込み寺】の感が強くなり… …。
週刊ポストに、少し紹介され、(私は、本の出版も、新聞、雑誌、テレビの出演、取材等、…
自身、売り込んだことはありません。
ただ、狭く、閉鎖的な世界です。
取材には、慎重に、かつ、誠実に、対応しています。
それでも、脅迫めいた電話、手紙等は、あります。)
本当に、歯科の世界は、閉鎖的で、
医科の比ではありません。
で、また、医科にある政治力もなく、加えて、医科への劣等感、
‥卑屈です。
(私は、もっと開かれていいと思うのですが、)
ますます、《村社会》になり、…
ひたすら、「自分だけを守ろう。」と、引きこもります。
いいですか? 歯医者は、【自分たち】を守ろう。
ではなく、
【自分だけ】を守ろう。なのです。
だから、歯科界の、歯医者全般のためには…
今後の‥将来の歯科、歯医者のためには…云々というのは、
概ね、却下されます。
というより、《無視される》のです。
今、ここの、日々の生活に、追われ、視野狭窄に陥っています。
《自分だけしか見ない。 あとは、
見ざる、聞かざる、言わざる‥です。》
また、偏差値も低く、高校、大学と、教養を、きちんと身につけていないし、
大学も、教養課程を重視していません。
もともとの頭が悪い学生が、努力もしないで、教養課程をクリアしてしまうので、
倫理観の低い人間が多いのです。
(で、また、田舎の歯医者の息子など、なまじ、代々、それなりの金持ち、土地持ちも多く、‥ 頭も悪い、教養もない、‥向上心もない、
倫理観にも欠ける。)
そんな歯医者ばかりです。
【私は、日本各地、全国から、来院してくれる患者さんを、診て、観て、直接、触れて、】
直に、話を聞いて、それを、ますます、身をもって確認し、確信しました。
(私も金は欲しいし、お金は大切です。)
やはり、医科との収入格差が、歯医者を卑屈にしています。
(世間が、思っているよりも、医科と歯科との収入格差は大きいです。)
歯科医の平均年収は、医者の3分の1以下です。
(新卒は、5分の1です。)
で、医者への劣等感が加わり、ますます、歯医者は卑屈になります。
《人間、誰しも、卑屈と劣等感が、重なると、良からぬことを、考えるものです。》
これは、自身、自戒を込めての、確信です。
一生懸命やっても儲からない。
尊敬もされない。所詮、医者にはかなわない。
歯医者は過剰です。縛りも制約も厳しい。
まさに、厚生省とのいたちごっこ状態です。
…で、結果、歯医者がすることは、…
(通常、一般的には信じられないと思われますが、真実なのです。)…それは、
《歯医者が、最も、安全に、安心して、収入につながる治療が、抜歯=歯を抜くことなのです。》
自分で、患者さんの問題の歯を抜くのが危ういと思えば、大学病院に依頼して、抜いてもらえばいいのです。
繰り返します。 [今や、歯医者にとって、最も安心、安全、楽で、トラブらない治療は、歯を抜くことなのです。]
歯を抜いても死なない。根本は、それにあり、それに尽きるのです。
[抜歯=歯を抜くことことこそが、安全、安心の治療で…
そこから、インプラントに誘導することが、儲かる花道なのです。]
しかし、歯は臓器です。胃や腸、肝臓、腎臓、果ては、心臓と同じ、立派な臓器なのです。
【医者が、そんなに、やたら、臓器を取りますか?
「歯を抜いても、死なないから。」と…安易にやたら、歯=臓器を取っていいのですか?】
理屈抜きに、素直に、シンプルに考えても、おかしいですよね。
人間は、やたら、自分の歯を抜く(抜かれる)と、精力が弱ります。
(動物なら、死ぬこともあります。インプラントも入れ歯ですが、動物には、野生動物はもちろん、通常、入れ歯はありません。)
だから、私は、自分の著書でも、若干、下品な言い方ですが、
{インプラントはインポラントである。}と、書いています。
臓器を取れば、精力は弱ります。
歯は臓器です。
物理的に、唯一、食べ物を砕く、消化器であり、
非常に優れた感覚器です。
それを、
「いずれ、その歯はダメになるから、
今のうちに、抜いて、インプラントにしましょう。
でないと、いずれ、隣の歯もダメになりますよ。」
バカらしい! 胃だって、腸だって、肝臓だって、腎臓だって…いずれ、ダメになりますよ。
心臓だって、いずれ、ダメになって…で、死にますよ。
いいですか。
【歯を抜いても、死なないからこそ、
だからこそ、
焦って、抜く(抜かれる)ことは、ないので。】
自分が、その歯が嫌いなり、(自分の不養生もあるかもしれませんが、)
《その歯の存在が、ストレスになり、食生活も含めて、日々、肉体的にも、精神的にも、支障になってきたら、
そうなって、初めて、
治療の一環として、抜くことを検討すればいいのです。》
まだ、その歯が好きだったら、できるだけ、抜かず、抜かれず、残してあげてください。
【根本の、生死に関わる問題でないのなら、
自分の歯、その歯を大切にすることです。】
インプラント詐欺師たちの、抜け抜け詐欺の甘言に乗り、騙され、誘導されないことです。
私の所には、北海道から、九州まで…来てくれますが、(本当に、恐縮します。)
先日、初めて、沖縄からも来てくれました。
(東京の病院に通っていることもあり、)私の所にも、通院するとのことでした。
だからこそ、ということでもないのですが、
予約を取った限りは、無断キャンセルはもちろん、ドタキャンもせず、…やはり、ちゃんと来て欲しいですね。
《もちろん、私よりも優れた歯医者はたくさんいます。》
あなたにとって、(相性も含めて)優れた歯医者を選択して、信頼してください。
私はつむじ曲がりです。
私も、患者さんを選択します。
【私は私です。
若干、異色の歯医者です。
他の歯医者とは、あちこち、ネットサーフィンなんかでは、比べてほしくないですね。】
私は、私の患者さんには、とことん、誠実に治療します。親切にします。
歯を、あなたのその歯を抜くのは、30分でも、その歯を残すのは、30分では、とうてい済みません。
しかし、なかには、やはり、この歯を残すのは【私でも困難です。】と、言うと、
と、私が精査して(私はレントゲンはもちろん、 直接、触って、観て、嗅いで、聴いて、診断します。)
というと、…
なかには、「抜くのだったら、まるで、私の精査も、診断も、無駄たった。」
というニュアンスで言われることがあります。
もちろん、私の前に、他の歯科医、(大学病院にも)残すのは困難と言われています。
今、大学病院でも、インプラントをやりたがります。
多くこなして、インプラント治療を向上させたいのですが、
…しかし、大学病院すら、いささか、安易に、歯を抜いて、インプラントに誘導しすぎです。
患者さんは、みんな、いい人ばかりです。
ただ、私の所には、ダマサレテ、精神的にも不安定な患者さんも、結構来ます。
正直、私も、日々、しんどいです。
しかし、こうも、抜け抜け詐欺が横行していると…。
日本も、格差社会になりました。
中国の格差は、まさに、残酷です。(貧困層には、喰えず、人身売買までしいる人達までいます。)
金持ちは、豪遊、爆買いです。
中国の識者の中には、金持ちの豪遊、爆買いを見て、
「あの人達は、あまりにも、貧しくて、金(かね)しか持っていない…。」
と、云っている人達がいるそうです。
もちろん、お金は大切です。
《しかし、金は宗教です。
その為に、金の為に、人間は、時に、…
理性、常識を失い、殺人すら、簡単にします。》
己、ポリシーを持ってないと、溺れます。
自戒、反省を込め、…日々、私も、自身、見直します。
【歯科の初心は、まずは、その歯が残るか、残せるか、です。】
そこからが、(抜くことも含めて、)治療なのです。
歯は、臓器です。
歯も含めて、人間、完璧な臓器など、誰しもが持ってないのです。
優秀な生物学者が言ってます。
人間にとって、何が一番、体に悪いのですか?との、問いに、
(笑いながら、かつ真摯に、)
「年を取ることです。」
と、応えたそうです。
《その歯、いずれダメになります。》
の甘言に、乗らず、安易に、焦って、自分の歯を、抜かない(抜かれない)ことです。
【歯では死なないのなら、なおさらです。】
あなたが、その歯を嫌いにならない限り… …。