千葉市の花火大会が千葉港から幕張に移されて今年で2年目です。
例年(一昨年は中止でした)、地域の夏祭りと重なり、千葉市民花火大会にはついぞ行ったことはありませんでしたが、幕張ビーチフェスタをもっと盛り上げていこうという機運があり、何と言っても夏の花火を楽しみたいという下心もあって、今年は出かけました。
さて、この幕張ビーチフェスタに市が支出している補助金は1600万円です。
その他に、昨年の場合は、企業協賛金3000万円、特別観覧席収入3400万円でと、総経費約8000万円の事業です。
今年の協賛金や観覧席収入については、どのくらいであったかまだわかりません。
私が海浜幕張駅に到着したのは午後6時近くでした。
ここからのご報告は、写真ととも致しますので、参加できなかった方は一緒にお楽しみください。
午後6時前の海浜幕張駅は、黒山の人だかり。
駅員さんが何人も出て、ホーム歩行の注意と、帰りの切符を買うようにと呼びかけていました。
ちょっと待ってから人波の最後尾を歩きます。
海の方向はわかるけれど、どっちに行ったら良いのか?
ピンクのTシャツスタッフの持つ看板で、ふむふむなるほど。どっちに行っても良さそうなので、取りあえず気の向く方へ。
花の都ちばのトピアリーの裏側では、大道芸見物の人だかりができて、盛り上がっています。
ちょっと立ち止まってみちくさです。
歩き始めると、早速冷たい飲み物に誘われます。
生ビールに手を出したいところですが、いやいやイカン。
8割は遊びだけれども、2割は仕事だ(--〆)と、ガマン。
海浜幕張からビーチまでは長い距離を歩きますが、ところどころ店舗の外で、こんな風に飲食物を販売しています。
周辺店舗の協力でしょうか。
それを横目にひたすら歩く歩く。
幕張海浜公園にたどり着いて、観覧席チケットの当日券売り場をみつけました。
当日券は、シーサイド席とビーチ席が残っていましたが、その場から近くて、水上花火が良く見えますよ、と言われたシーサイド席2,000円を購入。
でも、あいにくの風で波が強く、水上花火は中止になる・・・ということは、この時には予測ができませんでした(^_^;)
さらに海辺に進む途中に特設ステージがありました。
おへそを出したハワイアンがあまりにも美しかったので、カメラを向けたらピンクTシャツに止められました。
ここは、撮影はダメなんだそうです。
だから写真はありません。
公園は、思い思いに場所を決めてくつろいでいる人たちで賑わっています。
ここでの花火観賞は無料です。お花見バージョン。
シーサイド席の受け付けまで歩く間に、知り合いに遭遇。
この道中には、B級グルメのお店が並んでいます。
何回か立ちどまり、ハワイアン焼きそばと富士宮焼きそばをあきらめて、たこ焼き買っていざ、会場へ!
チケットと交換に、タグとシートを受け取ります。
シートは自分で膨らませます。
ビーチシートもタグもZOZOTOWNの提供。
花火のフィナーレ「未来との出会い」も、ZOZOTOWNの協賛でした。
ここに、どっかりと腰をおろして、さあ、打ち上げを待ちます。
周囲を見回すと、カップルや家族連ればかり。
一人であることに初めて気づきました。ま、仕方がない、みんな忙しいから。
花火の打ち上げには、物語があり、
第1章 出会いの幕開け
第2章 海との出会い
第3章 街との出会い
第4章 人との出会い
第5章 未来との出会い
それぞれに、特徴のある花火と音楽とのコラボレーションで、雰囲気を変えています。
協賛企業名もさりげなく読み上げられますが、こういった企業の存在とともに、名前が出た企業は、おのずと社会的責任を負っているのだ、ということを感じます。
あっという間の1時間でした。
シーサイド席から公園に移ると、ビアガーデンがあり、ミニイベントで盛り上がっています。
ここで、生ビール飲みながら見上げる花火も良いかもしれません。
帰途は、検見川浜駅→稲毛海岸駅→稲毛駅へと経由するバスがピストン運行されていて、それを利用しました。
さて、こういったイベントは、自治体がやるべきことなのか?あるいは、もっと自治体がお金を出して主催者としてやるべき!など、さまざまなご意見があります。
人が集まる公共の場は、実は民主主義社会の形成にとって、非常に重要であると私は考えています。
そこで、さまざまな話が交わされ、議論が起きるからです。
議論といっても政治の話や難しい理屈ばかりではありません。
日常生活をする上でのさまざまな思いを交換するだけでも、人と人とのコミュニケーションが深まり、つながりができます。
今回の幕張一帯は、花火を見るという目的で集まった人たちが、副次的な楽しみも体験し、気ままに集える場もたくさんありました。
来年は、どんな風に楽しもうかな(ここに来ることが許されれば)などと、思いを巡らせました。
音楽をさらに洗練させたり、もっともっとストーリーに意味を持たせたり、ゲーミフィケーション的なイベントを取り入れたりしていくことで、市民が楽しめる千葉市の一大イベントになり得るな・・・と感じます。
船も組み合わせると、さらに楽しいかも。
ということで、遊び三昧の花火見物でした。
2割の仕事はどこに行ったんだろう(^_^;)
地域のお祭りは、地域の方々のお力で運営されるので、いろいろ特徴がありますが、役員の方々はご苦労が多いことと思います。
この時期、そういったお祭りが多く、市長は公務の合間を縫って、出来る限り多くの祭り会場に顔を出し努力をしているようですよ。
コメントありがとうございます。
レポートした甲斐がありました。参考になれば本望です。