福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

蛍のみちしるべ 竹切り物語

2018年05月27日 | ほたるの道しるべ


竹を節ごとに斜めに切って、竹のキャンドルを作りました。
総数600個ですが、そのうちの12個は私が作りました。

のこぎりの使い方が相変わらず下手くそです。
どうやら、前に押す時に力がはいっているのが間違いで、
「日本ののこぎりは引くときに切れるから押す時には力を入れなくていいよ」
と教えていただき、少し上手になりました。
60の手習いです(^^;

今年は近隣の四つの小学校(泉谷小、小谷小、金沢小、おゆみ野南小)の運動会と重なり、子どもたちの参加が無く大人だけの竹切作り作業です。
2台の機会を導入し、2時間ほどで終了しました。
  

ところで、蛍のみちしるべは6月の2日と3日ですが、その1週間前の5月26日と27日の夜にも蛍観賞がしやすいように「みちしるべ」が設置されています。
昭和の森協力会のご配慮です。
 

地域住民が取り組んできた活動にプロの視点が加わることで、訪れる人が鑑賞しやすい配慮や準備の手際が良くなることに気づきました。

泉谷公園の蛍観賞は、以前開催されていた賑わいを目指した派手な「ほたる祭り」の印象を持つ方々が多いと思いますが、今は蛍観賞をすることを大切に、という住民の思いが込められたイベントになっています。
いや、イベントというよりおもてなしの心を持った環境づくり、かもしれません。


蛍のみちしるべ竹取物語

2018年05月20日 | ほたるの道しるべ


蛍のみちしるべの準備が始まりました。
まずはキャンドルスタンドにする竹の伐り出し作業です。
毎年使わせていただいている知人の竹林に今年も分け入って、30本ほどの竹をいただきます。

昨年までは、竹用ののこぎりでゴシゴシ伐っていたので時間も労力もずいぶんかかり、大汗をかいてヘトヘトになっていましたが、今年からは少々様子が異なります。
泉谷公園のほたる生態園を管理することとなった昭和の森協力会が、竹の伐り出し作業から当日まで協力してくださることになり、私たち素人には持ち合わせない道具と人力が登場しました。
電動のこぎりと、ストックと運搬を兼ねたトラックです。


おかげで、最も大変な竹の伐り出し作業はいつもの半分の時間で終了し、お茶休憩をしながら今後の段取りを打ち合わせたり、今の泉谷公園の蛍の様子などを聞くことが出来ました。
 

蛍のメスは500個くらいの卵を産むそうですが、その中で成虫になるのは1%なのだそうです。
そして寿命は1週間。
だから鑑賞する際には採ったりしないで心配りをしてね・・・とのこと。

そして今年は、ほたる観賞の機会も増えました。
蛍のみちしるべの1週間前、5月26日と27日の夜にも蛍観賞がしやすいように雰囲気づくりがされるようです。


その5月26日は伐り出した竹をキャンドルスタンドにするための切断作業日となっています。
キャンドルスタンドづくりは、どなたでも参加できます。
午後1時から、ほたる生態園横にある小屋にお集まりください。


泉谷公園の蛍は既にチラホラと舞い始めたそうです。
どうぞ、静かに闇の世界へお出かけください。

蛍のみちしるべが近づきました

2018年05月18日 | ほたるの道しるべ


この灯りを暗い坂道に置いて、蛍への出会いに誘う「蛍のみちしるべ」が近づきました。
「蛍のみちしるべ」は今やおゆみ野の風物詩となりました。

住民が手作りでコツコツ作り上げてきた地域行事で、蛍のともしびを静かに鑑賞すると共に子どもたちにほんの少しの楽しみも準備しています。
 
 
今年もその準備が始まります。
今年の段取りは、
5月20日(日)10時~ 竹の伐り出し作業 
5月26日(土)13時~ 竹のキャンドルづくり 希望者は参加可能です。
    

6月2日(土)と3日(日)午後5時~ キャンドル絵付け体験 キャンドルの設置&点灯 

今年は、緑公園緑地事務所や昭和の森協力会の方々の協力を得ながら作業を進めます。
ともにイベントづくりをしてくださる方は、090-5345-6431(藤田さん)までお問い合わせください。


さてさて。
気がかりなのは蛍の生育状況です。
うまく孵化して育っているだろうかと、そわそわ心が始まりました。

ほたるの道しるべ2017

2017年06月06日 | ほたるの道しるべ


泉谷公園にある菖蒲田周辺の水辺に、5月下旬から6月上旬に蛍が飛び交います。
自生しているものと蛍生態園で育てられているものとがありますが、おゆみ野は街びらき以来、知る人ぞ知る「蛍の住む街」です。

ほたるの道しるべは、そんな蛍を鑑賞に来た人たちの足元をほんのり照らそうと、地域住民のグループが開催している取り組みです。
今年は、6月3日と4日に開催されました。


5月下旬に竹を伐り出しに行き、週末の半日を使ってその竹でキャンドルスタンドを作成します。

それを6月初旬の土日に通路に並べてキャンドルを置き、点灯します。

キャンドルスタンドを並べるのは、当日ふらりと訪れた子どもや家族連れがボランティアとしてお手伝いしてくれるようになりました。
  

近年では、点灯前の竹のキャンドルスタンドに、子どもたちが思い思いに絵付けをするコーナーも好評です。
  

今年も、静かで幽玄な夜を楽しみました。




蛍の道しるべとほたるの里の音楽祭

2017年06月01日 | ほたるの道しるべ


これは月の光ではありません。
6月1日の夜に、泉谷公園を飛び交う蛍の灯です。

今週末の6月3日と4日には、泉谷公園奥の蛍生態園から菖蒲園まで下る道に、竹にキャンドルを入れて足元を照らす「蛍の道しるべ」が行われます。

両日とも午後5時頃から、蛍生態園の事務所前で竹のキャンドルスタンドに絵付けもできます。

さらに、6月3日はちばぎんおゆみ野ホールにて、音楽祭も行われます。
名付けて「ほたるの里の音楽祭」です。
11時から4時頃まで、プロもアマチュアも入りまじって開催する音楽祭です。



土曜日は、ここで音楽を楽しみ、蛍生態園事務所前で絵付けをし、そして暗くなったら菖蒲園の奥辺りで蛍を鑑賞してみましょう。