福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

梅仕事

2023年06月13日 | 暮らしのこと


本日もはっきりしないお天気です。
予報を信じて、2時間ほど出るはずの晴れ間を待っています。

ちょうど1週間前に梅もぎに出かけました。
何年ぶりでしょうか。昨年もお声掛けいただいたものの、フルタイムの仕事をしていて時間も気持ちにもゆとりが無くて、とても梅仕事に手が回らなかった。
今年は日中に自由時間があるので、二つ返事で出かけました。

久しぶりの梅林。
初めは目が慣れなくて、葉の中の梅の実が探せませんでしたが、間もなく見える見える!
しかし、気をつけなければなりません。取り過ぎると、始末が大変なことになります。
3キロほどでセーブすることが出来ました。

持ち帰って早速仕分け作業です。
奇麗な青い梅、シミが出ている青い梅、シミも傷もある青い梅、色づいて香り漂う梅。
半分は、みんなの広場のすいようカフェに持ち込むことにして、私は半分だけ加工することにしました。

梅干しは、お天気のご機嫌も考えなければならないので、今年はちょっとしんどい。
梅酒は、何年も前の物がまだある。
梅シロップと梅ジャムにしてみよう。

夕飯の支度のまえに角砂糖と梅を瓶に放り込み、リンゴ酢を少々加える。あとは時間をかけて眺めるだけ。


夕食の合間に、色づいて傷ついた梅を煮込む。途中で水を変えながら。


食後に種を外して、柔らかくなった梅を裏ごしする。
半量の砂糖を加えて煮る。
この上なく甘酸っぱい香りが漂います。


めんどくさいなあ・・・と思っていた梅仕事でしたが、めんどくさいが幸せな時間に変わりました。


あれから3年 お元気ですか?

2023年05月01日 | 暮らしのこと

2023年5月になりました。
間もなく「こどもの日」です。
市原市の瀬又地区村田川の鯉のぼりが勢いよく泳いでいます。
世の中も元気になったようですが、動きをピタリと止めて過ごした3年間の影響は、良くも悪くも大きいです。
思いっきり息を吸いこんで吐き出しても良いような、そんな解放感は感じます。

このブログ、前回は3年前の2020年3月です。
あれから3年と少し。
書き尽くせないほど盛りだくさんの事々を、時に呑み込み時に吐き出して過ごしました。
全面的にFacebookのお世話になって。
書き込むのがラクだからねえ。
ラクに書き込むことがずっとわだかまっていたのですが、やはりブログにもちゃんと書いておこうと心が動きました。
特に深い理由はありません。
なにせ、勘と思い付きですから。
時の流れとそれに伴う人の変化、そして物事が起きた身近な理由など、社会的には重要ではないかもしれないけれど大切にこっそり呟きたいことがある。
世の中にポッ出てきてまだ何もわからない幼い人たちや、たっぷり生き抜いて生い先が不安な人たちなど、心から寄り添いたい存在を思い描きながら、1週間に一度くらい何か書きたいなあと思っています。

ではまた。
早めにお会いできるようにと思います。

再びまっているよ~!おゆみ野の森でどんじゃらほい♪

2020年03月25日 | フリースクールどんじゃらほい

大変ご無沙汰しています。
1年4か月ぶりの投稿になります。
引き続きどんじゃらほいのお話です。
毎月1回のペースで始まった「おゆみ野の森でどんじゃらほい」は、2019年4月から毎週開催となりました。
木曜日の午前11時から午後3時ころまで。

活動内容も多様になっていました。
新型コロナウィルスの影響で学校がお休みになっていることもあり、
いつもは少ない中学生がいて、
ギターやアコーディオン をBGMにみんな好きなようにしていました。
たとえば、
ハンモックで読書

炭火でチョコレートフォンデュ

円陣になり虫の観察

火起こし
ドンジャラカーの乗り合い
石集め
ボール遊び
まだまだあります。

不要不急の外出、密閉密集密接は控えましょう!
というのが今の行動原則ですが、森は密閉密集密接を余儀なくされることはありません。
心が折れそうできれいな空気が必要で、生きるために必要な心と体の健康を回復するためにも、森へおいでよ~!

という呼びかけが、ブログ再開第一報です。
3月26日木曜日はおゆみ野の森へどうぞ!

「おゆみ野の森でどんじゃらほい」は、学校へ行けない子どもたちが過ごす場として、開設しました。
学校に行けない子どものみならず、社会に出て心が折れた時、子育てに行き詰まった時など、さまざまな悩みが持ち込まれています。
豊かな緑と包容力のある人々に囲まれて、少しずつゆっくり元気になれば良い。
スタッフ一同、そんな思いでお待ちしています。
主催は、社会福祉法人心友会 福祉のまちづくり支援室です。

おゆみ野の森で待ってるよ!~焚火が恋しい季節です~

2018年11月26日 | フリースクールどんじゃらほい


森でゆったり過ごすプロジェクト森のどんじゃらほいをご紹介して早2か月です。
はじまるよ~!と呼びかけて、その後どうなっているのでしょうか(^.^)

9月は子どもと大人が20人くらい。
顔合わせのように場になれるためにひっそりと。
安心して過ごせたようです。

10月は参加者が40人近くに倍増し、おゆみ野の森を育てる会のご厚意でサツマイモを掘らせていただきました。
もちろん、火を起こして焼き芋を焼いてみるのは当たり前の流れです。
楽しい様子が、写真で次々と送られてきました。
  

焼き芋以外にも食べられるものを焼いたり歌を歌ったり、思い思いに過ごしました。
  

次回は11月29日の金曜日です。
寒くなって来たので、焚火などもいいですね。
私も、10時から午後1時頃まで森に居ます。
ちょっと覗いてみようかな?と思われる方は、どうぞフラリとお越しください。
暖かくしてお出かけくださいね。

おゆみ野の森へのアクセスなどの情報はこちらをご覧ください。
京成学園前駅から徒歩3分です。

なんてステキな人生なんだ♪

2018年11月25日 | 高齢社会
ご無沙汰してました。
9月22日以来で、こわごわと編集画面を開けました。
報告したいことがいっぱい溜まりました。



先日、11月23日にアートタウンおゆみ野が主催するおゆみ野文化祭のハーモニーフェスタを観に行きました。
生涯で最も純真で最も難しい年齢(と私は思っています)の二歳児と、人生を超越してしまった89歳を伴って。

拝聴したステージは、歌のひろばのみなさんの発表です。
歌のひろばは、月に3回定期的にみんなの広場で練習をしている歌のグループです。
発足してから2年が経過し、多い時には30人を超える参加者で、みんなの広場はいっぱいとなります。
平均年齢が高いのが特徴です。
そのみなさんの初舞台ですから、何はさておいても行きたかった♪

ドアの前で出番を待つみなさんの緊張感がビンビンと伝わります。
これまでの人生であらゆる経験、難しい局面を乗り越えてこられた皆さんです。
みんなでステージに立って歌うくらい・・・と思って声をかけると
「80年以上生きてきて、これは全く初めての経験です。ドキドキなんてもんじゃないですよ!」
と、返ってきました。

ステキだ!!!
人生いつまでも新たなことにチャレンジし、初体験に思いっきり緊張し、それを一緒に感じあえる仲間が80歳を過ぎてもいるなんて、どうにもステキだ!


いつ爆発するかわからない二歳児は音楽に乗って最後まで身体をゆすり、拍手までしていました。
いつ「もうだめ、歩けない!」となるかわからない89歳も、音楽効果かしっかりした足取りでその後買い物もすることができました。

個人的にはこんな僅かな時間が、芸術の秋のクライマックスです。

10月14日のまちカフェライブに向けて ふれあい市とコラボします♪

2018年09月22日 | まちカフェライブ


今日もお天気は今ひとつではっきりしません。
我が家のニャンズは、朝から鳥の鳴き声がしない静かな空をながめています。
鳥がいなければ標的は行きかう人や自転車ですが、それも今朝は少なめです。

本日9月22日は、おゆみ野カフェという子どもたちが集まる楽しいイベントがあるので、雨が落ちてこなければいいなあと願っています。

ところでイオンスタイル鎌取前の広場で開催されているふれあい市をご存知ですか?
こんなのぼり旗を立てて朝どり野菜などを売るウィークエンドファーマーズの姿が1か月に4回ほどここで見られますが、明日9月23日もその日です。


そのふれあい市に合流して、明日はまちカフェライブのプレイベントを開催します。
10月14日本番のチケットとなるサポーターズカードも販売します。
お汁粉などのお店もでるらしい。
お汁粉を食べながら、ギターの演奏と歌をお楽しみください。
時間は10時から12時までです。

まちカフェライブののぼり旗とポスターはこれです。
  

のぼり旗は今年初めて作ってみました。
10月14日当日の会場は、こののぼり旗が目印となります。

それまでは公共施設やご協力いただける場所に置きますので探してくださいね。


森で学べること

2018年09月20日 | フリースクールどんじゃらほい


おゆみ野の森を育てる会の人たちが草刈をする管理日に出かけて、森の使い方についてレクチャーを受けました。
私は現在、福祉のまちづくり支援室というところで、お仕事をしています。
社会福祉法人の公益事業を担当していて、11月にはこの3年間の取り組みである居場所づくりや子育て支援などについてある会で発表するのですが、この9月から新しい事業に取り組みます。

それは、おゆみ野の森で子どもたちの学びの機会を創っていこうというものです。
森のまなびば「どんじゃらほい」です。
 

9月から3月までは毎月第4金曜日の11時から午後2時までの予定で、小学生から中高生までが対象です。
あらら・・・?
だって、学校で学んでいるはずの時間帯なのに(^^;

学校に行きたくても行けない。
学校には行きたくない。
そんな気持ちの時は、森へどうぞ。

一人にもなれるし、誰かと話すこともできるし、身体を動かすこともできるし、歌ってもいいし踊ってもいい。
樹の枝にとまってじっとしていても構わない。
お茶を飲んだり何か食べたり。
学びとは、書いたり読んだりすること以外にもいっぱいあるよ。
 

世の中がちょっと息苦しいと感じている大人にも、森はいいんじゃないかなあ。
そんな風に考えている人たちと一緒にこの場を創っていきます。


みんなの広場の水曜日

2018年09月20日 | みんなの広場


みんなの広場は千葉市緑区おゆみ野3丁目の河野ビルの1階にあります。
みんなの広場は曜日ごとに活動内容が異なります。
みんなの広場の水曜日は、朝から夕方まで多世代の居場所となります。

11時から3時まではランチ会をはさんだカフェというかサロンで、主に平均年齢が高めのみなさんが集まり、午後3時半から夕暮れまでは小学生を中心とした子どもたちが集まります。

前者を「すいようカフェ」といい、後者を「みんなのおもちゃ箱」と名付けて知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない場となっています。

先週のみんなのおもちゃ箱では、子どもたちがせっせとメッセージを書いて、ランチョンマットを20枚も作っていました。
それは、すいようカフェのジジババへの敬意の表れであり、敬老の日のプレゼントなのです。
 

今日はもちろん、いつものお盆を取りやめて子どもたちが作成したランチョンマットを使いました。
2枚重ねになっていて、1枚めくるとメッセージが書いてあります。
  

本日の賄いのクリームシチュー、茄子のチーズ焼き、ブロッコリーとベーコン炒め、ゴーヤのお浸し風、グリーンサラダを載せて楽しい昼食の時間となりました。

みなさんどのような反応をされるかな?と思っていたら想像以上に喜んで、メッセージに目を細め、丁寧にたたんで持ち帰られました。
その様子を写真におさめて、みんなのおもちゃ箱の学生さんや子どもたちに見せました。

すいようカフェとみんなおもちゃ箱との入れ替わりの短い時間ですが、高齢者と若者が袖すり合う時間があります。
最近はこの少しの時間に、
「ありがとね」「これ使ってね」「あれはいいねえ」
という短い言葉のやり取りが行われ、その一瞬に暖かくて優しい空気がみんなの広場に流れます。

多世代の居場所って、必ずしもごちゃごちゃと混じることが良いわけではなく、お互いの存在を認識できて一緒にいなくても尊重できる、ということが大切ではないだろうか?と考えるようになりました。

今日もありがとう。


暮らしたい場所で自分らしく つなごう地域連携の輪

2018年09月18日 | みんなの広場


10月13日の土曜日の午後。
今年もおゆみ野公民館で「つなごう地域連携の輪」が開催されます。

医療と介護をつなぐ会@おゆみ野 が主催するこの会はもう何年も続いていて、私も4年前からここで学ばせていただいています。
一昨年と昨年は企画もお手伝いし、それまで縁遠かった介護について多くの事を知りました。
一昨年の様子はこちらの記事に記してありますので参考にしてください。

その後、おゆみ野ですいようカフェを主宰したり、福祉のまちづくり支援室を任されて誉田駅前にふくろうカフェを開き、高齢の方々と接する機会が増え、このイベントで得た情報がとても役立っています。
「介護認定を受けるにはどうしたらいいの?」
という介護の入り口にさえたどり着けない人たちに出会うこともあるからです。

今年のテーマは、~暮らしたい場所で自分らしく生きる~。
当たり前のことのようですが、この当たり前に生きることがとても難しい世の中になっているように思います。

昨年の後半に、みんなの広場では消費生活の視点で終活について考えてみましたが、この会は医療介護の視点で考えてみようというのです。

医療介護の専門職と地域住民とが一堂に会して様々な情報交換ができる貴重な機会です。
一人でも多くの人に足を運んでいただき、この先のことを共に考える機会となればと思います。


敬老会とうちのばーさん

2018年09月17日 | 高齢社会


私が所属しているのは若草自治会で300世帯ほどの大所帯です。
この季節、毎年敬老会を開催しています。

我が家には、昨年6月に愛知県から移り住んだ89歳の母(私の実母)が同居しています。
昨年も敬老会へのお誘いをいただきましたが、引っ越しと夏の疲れが重なって体調を崩し、参加できませんでした。

あれから1年。
超高齢者(米寿以上を思い描いて名付けています)は外に連れ出して知り合いを増やそうにも、自己中、プライド高い、体調不安定・・・などの要素が重なり、なかなか難しく、外出はほぼ買い物だけ。
話し相手は訪問看護の看護士さん、野菜を届けてくれるおじさん、ダスキンさん、生協のお兄さん、お豆腐屋さんくらいです。
今年の6月からは、猫2匹も加わりましたが、これではやはりまずい。
高齢者が集まる場が色々ありますが(私が関わっているすいようカフェもその一つ)、そこに行っていただくのは幼児を保育園に入れるように簡単ではありません。(いや、保育園の入れるのも簡単ではないか(^^;)

娘としては匙を投げかけていましたが、良いタイミングで敬老会があり、今年は体調も良く、民生委員さんから直接の声かけも背を押して、見事に参加の運びとなりました。
出歩かなくなったこともあり、足元が少々おぼつかないので私も付添いました。敬老参観です(^.^)

参加者は24名程で、会場全体が緩やかに一体となれるちょうど良い規模です。

はじめにちょっとした脳トレ。
続いて、フォルクローレ(南米の民族音楽)の演奏。
昼食をして魚釣りゲームでおやつゲット!
 

知り合いのご近所さんに囲まれて、ハーブ公園の花壇手入れや近隣のサロンに誘われ、若草自治会の高齢者サークルにも誘われてまんざらでもない様子。
 

帰宅後の感想は
「楽しかったわ。行って良かった!」
と、珍しく素直でした。

敬老会がこんなにありがたいものだとは知りませんでした。
議員時代には大小さまざまな敬老会にお招きいただきましたが、
「ぼーっと見てんじゃないよ!」
と、自分自身に言い聞かせております。

呼び寄せられたわが母のような高齢者のみなさんは、一体どのように地域に馴染んでいくのでしょう。
わが母の次なる展開にもドキドキです。