福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

遊具のペンキ塗りができるよ♪ そして地域運営委員会

2018年04月27日 | 地域運営と市民自治


4月28日土曜日の11時から、おゆみ野の遊歩道おゆみ野道沿いの有吉公園の遊具広場で
移動式遊具のペンキ塗りをします。
毎月開催されている「おゆみ野カフェ」の中で行います。
詳しくは、こちら「まるごとおゆみ野」のお誘い記事をご覧ください。
公園の遊具のペンキ塗りという、職人さんが行うような作業を体験できる機会はなかなかありません。
お子さまと一緒に、子どもたちだけで、ぜひご参加ください。

4月も間もなく終わります。
地域では諸団体の総会があちらこちらで開かれる頃です。
今日は、おゆみ野地区の地域運営委員会の総会が、緑区役所で開催されました。
 

地域運営委員会って何?
と思われる方がほとんどではないでしょうか。
今日の総会でも、もっと取り組みをオープンにして周知させることとか、取り組みの方向性とか、税金の使い方など重要な議論がたくさんされました。
私は監事を務めていますが、その責任の重さを痛感しました。
役員会の中で少々辛口の意見を述べたりしましたが、まだまだ甘いのかもしれないと感じた総会でした。
おゆみ野の地域活動、なめたらあかんぜよ!

その地域運営委員会のトリセツが出来ました。
いかにも行政的言い回しですが、以下の通りです。

地域運営委員会  とは
【千葉市の方針】
  地域で活動する様々な団体が参画して、地域の課題や情報を共有し、地域の将来像や地域の実情に合った活動について話し合い、将来にわたって住民同士の「助け合い、支えあい」による地域運営を進めることを目的として、地域の主要5団体(町内自治会連絡協議会、社会福祉協議会、民生委員・児童委員協議会、青少年育成委員会、スポーツ振興会)を中心とした組織「地域運営委員会」の設立を推進

【背景】
  全国的な人口減少、少子超高齢化社会、社会保障費の増加、労働力人口の減少などの他、地域における課題の増加・多様化・高度化、地域への関心の低下、地域コミュニケーションの繋がりの希薄化、地域活動の担い手不足、自治会離れ など

【市と地域の役割】
  ・市は市内各地域に共通する課題解決のための仕組みづくり
  ・地域は地域特有の課題解決のための「自助・共助」による仕組みづくり

【市内における地域運営委員会設立の状況】
  平成26年度から現在までに14地区で設立

【地域運営委員会の役割】
  ・地域で活動する団体間での情報を提供・共有する
  ・地域で活動する団体の連携・協力を推進する
  ・地域課題の解決策・地域の将来像の検討など必要な取り組みを推進する

【おゆみ野地区地域運営委員会について】
  ・平成26年度に設立準備開始
  ・平成27年度に主要9団体により「おゆみ野地区地域運営委員会」を設立
  ・平成30年4月現在、以下の18団体・組織で構成
①おゆみ野地区町内自治会連絡協議会、②千葉市社会福祉協議会おゆみ野地区部会、③502地区民生委員・児童委員協議会、④508地区民生委員・児童委員協議会、⑤511地区民生委員・児童委員協議会、⑥泉谷中学校区青少年育成委員会、⑦有吉中学校区青少年育成委員会、⑧おゆみ野南中学校区青少年育成委員会、⑨おゆみ野地区スポーツ振興会、⑩千葉大学工学部デザイン学科環境デザイン研究室、⑪アートタウンおゆみ野、⑫NPO法人ウエルネスライフパートナーズ「緑わくわく体操」、⑬チーム おゆみ野café、⑭シニアリーダー連絡会、⑮おゆみの道・緑とせせらぎの会、⑯おゆみ野南中学区青少年相談員連絡会、⑰おゆみ野ふれあい館運営委員会、⑱おゆみ野青色防犯パトロール隊

【おゆみ野地区地域運営委員会の活動方針】
  ・地域で活動する諸団体の情報提供・情報共有と課題解決の検討による諸活動への寄与
  ・地域で活動する諸団体の事業支援による諸活動への寄与
  ・地域における課題解決のための取り組み




今年もDV講座が始まります

2018年04月18日 | 地域運営と市民自治


3年前に受講して自分自身を見つめ直すとともに、様々な活動をするうえでの他者との接し方の学び直しとなったのが、このDV講座です。
今年も始まります。

千葉市の講座は、DV基本講座後にびーらぶ講座がセットになっています。
びーらぶ講座とは、暴力を受けて傷ついた子どもたちの大人や社会への信頼を取り戻すための心理教育プログラムです。
しっかりと受け止めて、受け入れて、「この人は大丈夫」と子どもが思うようになるまで向き合うには、専門知識が必要です。

子どもと関わる活動をしている方、子育て中の方、子どもたちや高齢者をサポートする立場にある方などに受講をお勧めします。

DVについてしっかり学び、びーらぶの知識を持つ人が増えれば、社会の土台は優しく寛容に耕されていくことと思います。

この講座は千葉市男女共同参画センターで開催されます。
詳細については男女共同参画センターHPの講座イベントをご覧ください。



緑区の良いところ

2018年03月06日 | 地域運営と市民自治


3月3日のIODDで、緑区チームがまとめた緑区の良いところとはどんなところなのか?
金賞の喜びだけ伝え、肝心な内容は報告していませんでした(^^;
プレゼンは2本。
「住まう」と「育てる」がテーマでした。

「住まう」について

まずは、千葉市が管理する公園の広さが緑区はナンバーワン!
さらにおゆみ野には、幅員12mから20mの遊歩道が、総延長9.5kmあります。

そして、安心安全ナンバーワン!
交通事故死傷者数も、人口1万人当たりの犯罪発生件数も、千葉市内では最少です。

そんな環境下で、子どもたちが参加できる市民による活動がたくさん続いています。
例えば、さくらさくさくウォークラリーは15年
四季の道駅伝大会は9年
おゆみ野カフェこどものまちCBTは3年目ですが、一日に500人の子どもたちが参加しています。
土気ロック祭は4年目になりますが、今や1万人を超える来場者数です。

このように、広々とした緑の安心安全な環境の中で、子どもたちはのびのびと遊ぶことができ、しかも、大人が関わる子どもが参加できる場がたくさん用意されている。
子育てしやすいまちナンバーワン!といえるでしょう。
その証拠に、この25年間で人口伸び率ナンバーワンで、平均年齢も6区の中で最も若い区なのであります。



「育てる」について

例えば、イチゴ農家数ナンバーワン!

牛の頭数ナンバーワン!(酪農家数ナンバーワン!)

標高ナンバーワン(緑区103.6m)により、寒暖差が必要なからし菜が美味しく育ちます。
トケカラちゃんも生まれました。

そしてなんと!遺跡の発掘数がナンバーワン!
集落跡、古墳、城館もナンバーワン!で、昔々から引き継がれた文化も大切に育てています♪

最後にちょっと・・・日本中の子どもたちを育てた「歌のお兄さん歴最長9年のよこやまだいすけさん」を掲げたのですが、出身地間違えてこけました(^^;
Wikipediaは参考程度にしましょう。

3分間のプレゼンタイムで緑区の良いところを言及できるのはここまででした。
探したデータも時間に限りがあって、十分ではありませんが、それでもまだまだ良いところがたくさんありました。

みなさんも、おそらく
「こんなところが緑区の良いところだと思うよ」
というところがあるのではないでしょうか。
もしあったら、お知らせください。
きっとどこかにそれを証明するようなデータがあるかもしれません。
そんなデータを探すことも面白い・・・と感じる「シビックパワーバトルinIODD2018」でした。


緑区が金賞をいただきました!

2018年03月03日 | 地域運営と市民自治


 きぼーるで開催された「シビックパワーバトルinIODD2018」において、緑区は他の5区を振り切って『金賞』をいただきました!
快挙快挙快挙です。
  

緑区チームが発足したのは2月9日。
初顔合わせの第1回目打ち合わせでは、メンバー同士がお互いの考え、こだわるところ、関心分野、などを理解し受け止めることに8割くらいの時間を費やしました。

その後、グループメールでのやりとりが活発になり、2回目の集まりは2月26日。
この日のために、議論をわかり易く図式化したり、データを探したり、思い思いに話し合った良いところをまとめたりと、見事な作業分担がされていました。

そして「緑区の良いところ」をアピールするストーリーが何となく出来て、あと4歩というところで本番を迎えました。

当日は4時間の中で、データを踏まえたうえで「住みやすさ感」を出すにはどうしたらいいだろうか?という議論にずいぶん時間を使いました。
 

当日初参加のメンバーが加わり、これまでの議論への問題提起やプレゼン資料の作成に携わり、前回のシビックパワーバトルのプレゼンターが駆けつけて場を和やかにしてくれたり・・・。 
緑区役所からも区長さんや室長さんが会場を覗いて応援してくださいました。

そしてプレゼンは他区のプレゼン内容も味方につけてしまう見事なものです!

コーディネータとして私が果たした役割は、初めに呼びかけをして集まっていただいたこと。
直前になって、ビジュアル化のために牛さんに会いに行ったこと。
  

直前になって、埋蔵文化財調査センターに泣きついて遺跡データをいただいたこと。
 
 
前日会場設営を手伝ったこと。
当日、配線を手伝ったこと。
 

そして本番は、不足するデータを探したりプレゼン資料のぞき込んでオロオロしたこと。

まさにチーム力で「緑区の良いところ」を引き出したんだなあ・・・としみじみと感慨にふけり、心地よい疲れを味わっています。

ステキなご褒美をいただき、主催者のみなさま、他区のみなさま、ありがとうございました。
緑区チームのみなさん、お疲れさま、そしてありがとうございました。


シニア世代の消費生活に関する意見交換会~行きつく所はコミュニティづくり~

2018年02月04日 | 地域運営と市民自治


千葉県から県民提案事業としてみんなの広場が委託を受け、9月から開催してきた「消費生活に関する情報収集と啓発を通じた見守り体制の構築事業」(タイトルが長い(^^;)では、地域内でのサロンによる話し合い、消費生活講座の開催、そして本日を含む2度の意見交換会に取り組みました。

こんなに各機関で啓発をしているのに、なぜ詐欺が減らないの?
医者からもらった薬が飲みきれなくて余ってしまうと多くのシニアが言うのはなぜ?
空き家対策って本質が違うのではないの?

そもそもは、これらの疑問からスタートした事業でした。

今日は最終段階として、基本的な学びと消費者同士の意見交換会を開催しました。

学びは、淑徳大学准教授の日野勝吾さんに
「世代を超えて、つなぐ、つなげる安全・安心な暮らしをめざして」
というタイトルで講義をしていただきました。
いくつかの具体的な事例、消費者トラブルに対応する国の今後の動向、そして地域で私たちのような住民はどうすれば良いか、という点についてとてもわかり易くお話をしてくださいました。

消費者被害は不安や孤独から始まる、ということ。
人と人とのつながりを大切にすることで未然防止ができること。
見守りは同じ目線で。
など、これまで様々な取り組みで配慮すべきとされてきたことが、消費生活の面でも同様なのです。

後半の意見交換においても、交流や会話が無い「買い物現場」でのシニアの戸惑いが浮き彫りになりました。
さらに、今後の消費生活を見通すと、足の便の問題も深刻です。

終了後には、本日の意見交換会で出された様々な現状や「こうであったらいいな」ということについて、誰が、どこが、出来るか整理し、さらに多くのみなさんに投げかけていきたいね、ということをみんなの広場のメンバーで確認しました。

県民提案事業では、20回のサロン、4回の消費生活講座、2回の意見交換会に取り組みました。
その間に話し合ったこと、考えたこと、様々な機関に投げかけて学んだこと、立場の異なる人たちの反応や意見に触れ、気づきや学びの多い半年間でした。

あとはまとめの作業、しっかり振り返り次につなげていきます。