海浜幕張駅のQVC本社前にスカイウォークという通路があります。
そこに、7枚の飛び出す絵が、描かれています。
QVCが地域へのサービスの一環として、歩行者に楽しんでもらおうと、4月1日から6月30日まで展示しているものです。
一度見てみたいと思っていましたが、先日その機会に恵まれました。
QVCは、海浜幕張駅前に新社屋を建設し、このスカイウォークも建設しました。
スカイウォークは、海浜幕張駅から南側の幕張メッセや、QVCマリンフィールドへ向かう歩行者動線をつなぐもので、利用者の利便性が高まっているようです。
さらに、ついつい歩行者を遊ばせてしまう工夫がこれです。
千葉市は、三都心構想をもっていて、千葉駅を中心とした千葉都心、蘇我駅からスポーツ公園エリアの蘇我副都心、海浜幕張駅界隈の幕張新都心というのが、構想の中身です。
しかしながら、97万人の市に三つの都心は必要ないといわれ、さらにこの壮大な計画が市債を積み上げる一因でもあり、ここ数年、見直しがされてきました。
千葉駅中心は、西口再開発を縮小しました。
今後はJRが駅ビルを新しくします。
その際には、モノレール駅との連結をスムーズにしたり、西口のビルと駅舎とをつないで、駅周辺に一体感を持たせると聞いています。
そこで、千葉神社方面の中心街までの賑わいや安らぎの空間をどのように確保するかが、次の課題です。
蘇我副都心は、都心というよりはスポーツエリアと考えた方が良いようです。
スポーツ関連のショップを誘うなど、レジャーとスポーツならお任せエリアとして、市民に親しまれるようになるといいな、と思います。
一方、幕張新都心は、県の関与が大きく、それを理由に千葉市はあまり積極的に取り組んでいるいるようではありませんでしたが、ビジネス街としての可能性が大きいエリアです。
熊谷市長になってから、県や企業との連携が進み、都心らしくなってきたように感じます。
加えて、千葉市の海辺を抱いている地域でもあり、ポテンシャルの高い地域です。
これからは、注目のエリアとなるだろう・・・ということで、いろいろな理由を見つけては、幕張エリアに出没しています。
この日は、ちょっと興味深い自転車の大会観戦が目的でしたが、駅を降り立った瞬間から、すっかりお遊びモードになってしまいました。
その、面白い自転車レースのご報告は、改めていたしますね。
追記
コメントで、JR千葉駅の駅舎建て替えについてご質問をいただきました。
詳細については、こちらのリンクでご確認ください(2011年9月に公表されたものです)。
http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110905.pdf
(5月29日23:55)