福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

ほっとひと息 予算議会を終えて

2012年03月17日 | おゆみ野子どもまちづくりクラブ

 3月16日に千葉市議会の第一回定例会は、市長提出の全ての議案を可決、または同意し、終了しました。

http://www.city.chiba.jp/shigikai/download/giketsu240316.pdf

      

 今回の議会は、2月20日に始まり、約1カ月という長い議会でしたが、その間に予算審査特別委員会が含まれ、追加議案が2件あり、さらに議員報酬の5%カットの継続に関する議論があり、最終日には特別委員会の委員長さんのうっかり遅刻があって、開会中の幹事長会議が、いつになく多くなりました。

加えて、会派通信の発行が重なり、タイトな中での編集に関するコーディネートがあり、自らは1年ぶりの一般質問です。

多くの関係者に支えられて、何とか乗り切りました。

   

  昨日(3月17日)は、午前中に残務整理(といっても、リビングのテーブルに散乱した書類を寄せて積み上げた程度です)に取り掛かりました。

      

 P1100497午後は、久しぶりの子どもまちづくりクラブ。

6年生が3人いますが、4月からはいよいい中学生。

お祝いを兼ねて、毎年恒例のお別れピザパーティーです。

生地をこね、トッピング用の材料を切り、思い思いに好きな材料を乗せてオーブンで焼きますが、子どもたちは手慣れたものです。

フルーツポンチも作りました。

     

 P1100506卒業のお祝いは、オリジナルカレンダー。

2012年4月から1年間ですが、中学校の入学式、子どもまちづくりクラブのお友だちのお誕生日があらかじめ書き込まれています。

今までの活動の写真も入れて、毎年事務局が心をこめて作っています。

どんな中学時代を送るのか、応援していきたいと思います。

     

 その後は、みんなの広場に立ち寄りました。

みんなの広場では、毎月第3土曜日に音楽会を開催しています。

      

P1100508  今回は、ハンドベルの演奏です。

比較的高齢な方々が集っていましたが、お茶を飲みながら、演奏の合間には話を交えて、ざっくばらんな音楽会です。

誰もが集いやすい、足を運びやすい居場所はどんな風に作っていけるのだろうか。

という、実験的取り組みですが、地道に果敢にチャレンジしていく地域の皆さんに、拍手喝采です。

     

 夜は、某イベントの新年度に向けての決起懇親会で、大いに楽しみ、久しぶりに緊張感から開放されました。

結局、残務処理を放り出し、議会終了直後のリラックスした休日を過ごしました。

         

        


オレンジリボンを手作りで

2010年10月15日 | おゆみ野子どもまちづくりクラブ

10月9日(土)

 オレンジリボンキャンペーン。

そもそもは2005年に栃木県の小山での事件がきっかけとなって取り組みが始まったものですが、千葉市では昨年から、児童虐待防止に向けての全市的な啓発を始めています。

子どもまちづくりクラブでも、地域に理解が広まって欲しいと千葉市の取り組みに歩調を合わせて、昨年からキャンペーンに参加しています。

そして今年も、11月のこみこん祭りの会場で、子どもたちと共にリボンとメッセージカードを配ることにしました。

      

 そこで、この日は、子どもたちとともに児童虐待について考え、メッセージを思い思いのカードに書き、リボンを作りました。

P1050315 子どもたちに虐待について話すのはとても難しく、「虐待」という言葉すら、使うことが果たして良いのかどうか、悩みました。

しかし、子どもたちは子どもたちなりの感性で受け止めて考えた末、優しいメッセージを考えてくれました。

●何もかもいやにならないで

●自分の気持ちに負けないで

●世の中はつらいことがいっぱいあるけれど、子どもたちに八つ当たりしないでね

  子どもたちからのメッセージ、きっと受け止めていただけると思います。

            


アウェイからホームへ

2010年04月13日 | おゆみ野子どもまちづくりクラブ

005 4月10日(土)

午前中、冬に植えたブルーベリーの生育状況を確認したくなって畑へ行きました。

噂によると、時折ゴルフボールが飛んでくるらしいのですが、蕾がたわわで一安心です。

畑の周辺も緑の色が豊かになっていて、ほっとします。

ついでにそろそろ葉が固くなり始めたホウレンソウを大量収穫です。

    

午後は子どもまちづくりクラブ

本年度初めての顔合わせです。今日は12人の子どもたちが集まりました。

自己紹介ゲーム、名札づくり、先輩たちが手作りした「おゆみ野かるた」とり大会、ハンドベル・・・と、今日はなんでも屋さんです。

後半は桜公園までお散歩。桜吹雪を楽しもうと出かけましたが、花はまだ頑張っています。

017 子どもたちは坂を駆けあがったり駆け下りたりと、外に出たとたんに元気です。

先ほど室内で突然涙を流した1年生も、手をつないで桜の木の下につく頃には笑顔になりました。

彼女の涙は何だったのかな?

その気持ちに共感できないのは、私の心が枯れているからかな、とちょっと考え込みました。

もしかして、子どもの力フォーラムのワークショップで子どもたちが言っていたアウェイ感なるものを、彼女は感じたのかな?

子どもまちづくりクラブも、新1年生のホームになるように今年もがんばろう。


オレンジリボンに言葉を添えて

2009年11月07日 | おゆみ野子どもまちづくりクラブ

「大切なメッセージ」を直接他人に伝えるということは、とても難しいものです。

ましてや、見知らぬ人に、メッセージを伝えるということは至難の業です。

でも、「大切なメッセージ」は、やっぱり差し向かいの関係で直接渡すことが大切なんだ・・・。

今日は、そんなことを実感する体験を、子どもたちとともにしました。

        

P1000931 千葉市では、11月の児童虐待防止推進月間オレンジリボンキャンペーンを今年から展開していることは既にお知らせしています。

オレンジ千葉城にラッピングモノレール、そしてきぼーるの子ども交流館で行われているオレンジリボンとメッセージカードの作成配布展示と11月22日の子ども力フォーラムなどですが、こういった活動は象徴的に行うとともに、各地域で地道にコツコツと取り組むことも大切です。

そこで、本日はおゆみ野こみこん祭りで、オレンジリボンキャンペーンを、子どもまちづくりクラブの子どもたちとともに行いました。

オレンジリボンキャンペーンのサテライトです。

        

まずは、パネルを見ながら児童虐待について考え、その後みんなでオレンジリボンを手作りして、相談窓口などが記された説明書とともに袋に詰め100セット作りました。

P1000939 その後、子どもたちもそれぞれオレンジリボンを胸に付けて会場にくり出し、大人たちにリボンを手渡ししたのです。

さて、オレンジリボンのことを知っている人は、まだまだ少数なので

「このリボンはね・・・」

と、子どもたちは自らの言葉で説明をしなければなりません。

オレンジリボンに関しては子どもたち自身もまだ多くを語れない段階なので、メッセージを直接伝えることは実はちょっと自信がないことなのです。

それでも果敢に大人をつかまえてリボンを手渡ししていました。

そして、大人のみなさんも、しっかり話を聞いてくださいました。

子どもたちも考えながら独自のメッセージを伝えていましたが、小学校1年生の

「子どもをいじめないでね!」

というストレートな言葉が印象的でした。

子どもたちと児童虐待の話をしていると、いじめの話にすり変わったりしますが、考えてみれば、児童虐待は大人による子どもいじめでもあるわけです。

手渡されるよりも、手渡す側にまわってこそ本質を考える。つまり、いかに主体者たらしめるかということが、大切なのでしょう。


なかの道の花壇も冬支度

2009年10月27日 | おゆみ野子どもまちづくりクラブ

P1000779 24日の土曜日は、子どもまちづくりクラブでおゆみ野の遊歩道「なかの道」に花の苗を植えました。

毎年2回の恒例行事です。

前回、6年生のお姉さんたちはマリーゴールドのお星様を作りましたが、今回は上の写真。

ハートの形に見えますが、実はこれパンジーの靴下なのだそうです。

P1000774 すでに彼女たちの頭の中にはクリスマスがあり、サンタさんがプレゼントを入れる靴をイメージしたようです。

12月になったらここにお星さまを飛ばそうね・・・なんて、楽しい作業です。

道行く人たちは、子どもたちにいっぱい感謝の声をかけてくださいました。

通りかかったご長老曰く

「この苗はどうしたの?千葉市を美しくする会の100円募金から出ているの?」

「違いますよ。ご長老に支払っていただいた税金から出ているんですよ。」

と答えると、「そうかそうか」と嬉しそうでした。 ・・・良かった!!

            

P1000770 ところで、23日の事務事業評価で、全小学校に配置している手作りトピアリー事業が全ての外部評価員さんから「廃止すべき」という評価をもらってしまいました。

  • 鉄枠に逆さまに苗をはめ込むことが情操教育とは程遠いという市民意見
  • 花の溢れるまちづくりは一定の成果をおさめたという判断
  • 小学校は自由に使えるお金が少なく花苗もPTAに買ってもらっている現状からトピアリーの花苗よりも、土に植える苗を買って欲しいという市民意見

などが主な理由でした。

実は、手作りトピアリーは、花の溢れる街づくり推進議員連盟からも強力に市に対して、各小学校に配置するよう働きかけをしていた経過があります。

議員団も無駄な施策の押しつけをしていないか、大いに見直しと反省をすべきですね。