今日の食鳥業界

節約志向のなか、畜産品の動き好調

 総合スーパーや食品スーパーなど56社9499店で組織する日本チェーンストア協会が24日公表した6月のチェーンストア販売概況によると、6月の販売額は、食料品は畜産品は好調も農産品が相場安の影響もあり苦戦、衣料品や住関品は中旬までの気温の影響もあり季節商品の動きが鈍かったことで、店舗調整後(既存店ベース)の総販売額は前年比マイナスとなっています。消費者の日常の節約志向が根強く続いていることが反映しているようです。総販売額は1兆401億円で店舗調整後では前年比98.6%、うち主力の食料品の販売額は6811億円で同99.2%でした。野菜など農産品は相場安が響き前年比96.5%、水産品も同97.7%と振るわない中、畜産品は795億6824万円、前年比101.8%と好調でした。惣菜も786億3521万円の売上で同100.1%と引き続き堅調推移となっています。畜産品については、「牛肉、豚肉、鶏肉ともに好調だった、鶏卵、ハム・ソーセージの動きも良かった」としています。また、食品スーパー3団体が21日発表したスーパーマーケット販売統計でも6月の売上高は既存店ベースで総売上が8620億2851万円で、前年比99.4%、食品合計では同7707億6933万円で、同99.7%と前年を下回っています。生鮮3部門では青果、水産が前年を下回った中で、畜産は974億4947万円の売上で前年比102.4%と伸びています。

7月24日(月)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が22日(土)より2円高の576円
◆「むね肉」が同と変わらず327円
■「正肉相場」は同2円高の903円でした。
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