今日の食鳥業界

年内のブロイラー用ひな需給はタイト感続くか

 日本種鶏孵卵協会が12日発表の2017年度第1回種鶏導入調査・素びな計画生産の概要によると、2017年次の種鶏導入羽数は、全国のブロイラーふ卵場50社(場)からの報告を集計したものでは、490万5514羽で前年に比べ0.8%増となっています。この調査羽数を基に全国種鶏導入羽数を推計すると503万4千羽が見込まれるとしています。ブロイラー需給が堅調に推移していることを反映し、本年の種鶏導入は一昨年来の増に転じる見通しです。同協会では種鶏の産卵成績が向上していることから、種鶏1羽当たりのひな生産能力を従来の141.7羽から146.2羽に引き上げて、素ひな生産見込みを産出しており、その結果、2017年は7億3073万羽(前年比1.4%減)が見込まれるとしています。また、本年のコマーシャルえ付けを前年同様の7億2345万羽と仮定すると、年間で728万羽の余剰となる見通しですが、下半期は特に8~10月、12月に不足する計算で、年内のひなのタイト感が続きそうです。

7月14日(金)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が前日より5円安の587円
◆「むね肉」が同と変わらず330円
■「正肉相場」は同5円安の917円でした。
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