今日の食鳥業界

4月の鶏肉輸入4万8700㌧と3%増加

 財務省が5月30日発表した貿易統計によると、4月の鶏肉(原料肉)の輸入量は4万8707㌧で、前年同月の通関実績に比べ3.3%の増加でした。直前の日本食肉輸出入協会の輸入予測では前年より5%ほど少ない4万4700㌧と見込んでいましたので、実績は約4000㌧多く、前月時点で通関待ちとなっていた分などが加わったと見られます。 国別では、解体品でブラジル産はほぼ前年並みも、タイ産が3割近く増加しています。原料肉の1~4月の累計輸入量は16万3545㌧となり、前年同期に比べると12・7%少ない。一方、鶏肉調製品の4月輸入量は3万6695㌧で、前年同月の実績より9.4%多く、1~4月累計でも14万800㌧、前年同期比で13.4%の増加と、調製品の輸入は伸びを見せています。タイ産、中国産とも前年より1割多い水準に増えています。

5月30日(火)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が前日より3円高の641円
◆「むね肉」が同1円安の337円
■「正肉相場」は同2円高の978円でした。

5月の月間平均相場(31日は相場休載)は
◆「もも肉」が前月より12.04円安の645.11円
◆「むね肉」が同11.75円高の336.95円
■「正肉相場」は同0.3円安の982.05円でした。
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