今日の食鳥業界

ブロイラー養鶏の法人経営は人件費等のアップが響く

 日本政策金融公庫がまとめた平成28年の農業経営動向分析によると、28年度の鶏肉卸売価格(もも肉+むね肉)は年度前半の輸入量増加による在庫増などの影響で918円/2㎏と、前年度比94%と下落しましが、ブロイラー生産農家のうち個人(サンプル数19)の経営は販売価格は下落も生産量が増加(前年より飼養羽数で1.7%増)で増収増益(売上高は7.5%増、利益は30.5%増)になった一方、法人(サンプル数16)の経営は売上は前期並み(1.8%の微減、生産羽数は0.2%増)も、労務費・人件費の増加等で減益(8.7%減)と、人手不足等での人件費アップが響いています。なお、売上高のうち飼料費を含む材料費の比率は個人経営が27年の71.7%から69.6%に、法人経営も47.8%から46.5%にそれぞれ低下しています。

12月9日(土)の食鳥卸売価格(東京)は
◆「もも肉」が前日より1円高の629円
◆「むね肉」が同5円安の315円
■「正肉相場」は同4円安の944円でした。

12月4日~9日の週間平均相場は
◆「もも肉」が前週より9.6円高の627.0円
◆「むね肉」が同0.6円安の317.8円
■「正肉相場」は同9.0円高の944.8円でした。
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