今日の食鳥業界

10、11月の鶏肉輸入4万8千㌧前後の予測

 日本食肉輸出入協会が19日開いた鶏肉の輸入動向検討委員会でのまとめによると、9月の鶏肉(原料肉)輸入量は前年同期比11.2%増の5万400㌧(ブラジル3万9千㌧、タイ9千㌧)、10月は4万8500㌧(前年比2.1%増、ブラジル3万8千㌧、タイ8千㌧)、11月4万7400㌧(同13.5%増、ブラジル3万7千㌧、タイ8千㌧)と、年末にかけて高水準の輸入量となる見通し。「前年をかなり上回る輸入量から供給過多になりかねない状況」と見解を示す一方、「最近ブラジル産、タイ産とも外貨安基調で今後も輸入量が増えるのか、在庫の多さや国産豚肉や国産冷凍鶏肉の増加から輸入量を抑えるのか、様子見の調整局面にあると思われる」との見方も示しています。いずれにしても年内の鶏肉輸入は当面前年を上回る推移をみせそうです。

10月19日(月)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が17日(土)より2円高の649円
◆「むね肉」が同1円だかの345円
■「コスト相場」は同3円高の994円でした。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事