中国政府要人のたった一言、「大量の輸入をする必要性はない」で今朝のシカゴ・コーン相場は大きく下げました。もっとも、買い手である中国の要人が相場を冷やす発言をするのは自分の利益につながること。短期的にショックが走っても、長続きすると考えるべきではありません。イランの核開発問題にしても、ギリシャの債務問題にしても、当事者間の利害損得で右に触れ、左に触れるのは世の常でしょう。
問題は、状況を予測し、その状況に合わせることだけに腐心してしまうと、新しい状況が生まれた時に後手に回ってしまうということです。
3月6日(火)の食鳥卸売相場結果は、
■もも肉が前日に比べ4円高の594円、
■むね肉が2円安の174円でした。
営業マンの中には、鶏肉需給の潮目を読めない人もいるようです。求められたわけでもないのに値を下げ、あげくに量も出ないという商いもあったようですが、きついお灸をすえられたようです。
もも肉もむね肉も、コスト割れ相場を避ける方向に動き出しました。
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