総務省が30日発表した平成26年12月分の家計調査によると、鶏肉の家計消費は購入量で一人当たり525.7g(前年同月比102.7%)、支出金額で534円(同108.9%)と、購入量、支出額ともに伸びました。牛、豚肉も同様に前年水準を上回り家計消費での食肉需要は堅調な結果となりました。外食がマイナス(実質8.5%減)となったのとは対照的で、内食回帰がより強くなっているようです。また、昨年1年間累計での鶏肉の一世帯当たり購入量は15.5㎏(前年比106%)、支出額で1万4527円(同109.5%)と、月毎には増減があったものの、年間通して好調な消費が続いたと言えます。 1月30日(金)の食鳥卸売相場(東京)は ◆「もも肉」が前日より1円高の661円 ◆「むね肉」が同1円高の327円 ■「コスト相場」は同2円高の988円でした。