今日の食鳥業界

家庭調理も簡便志向

 ファーストフードやファミレスなどでの外食を1年前と比較して「減った」との回答が「増えた」の回答を大きく上回った。先だっての日経での調査結果です。その理由として経済的な理由もあるが、2年前の東日本大震災以降、自宅で手作り料理を味わい〝絆〟を確認しあっているとも記していました。そのせいかどうか価格での割安感が強い鶏肉の家計消費は震災後に伸びが見られました。外食では居酒屋などでの客数減も見られ、焼き鳥など業務筋での需要も振るわないとの嘆きが聞かれました。今後は業務需要でもアベノミクス効果で徐々に変わることを期待したいものです。また、家計消費で簡単手軽志向が強まっていると昨日の日経誌面に面白い記事がありました。ある量販店でメニューに合わせてカットした肉に調味料をセットにしたものが、仕事を持つ女性や子供の世話に手のかかる主婦などに人気ということです。買って帰って炒めるだけで料理が完成する。まな板も包丁も要らず後片付けも楽という理由です。手抜きだ何だといってる場合ではないようです。まさにニーズに対応した商品の提案が需要を生み出すことを証明しているのではないでしょうか。

 3月12日(火)の食鳥卸売相場(東京)は
 ◆「もも肉」が前日より6円安の586円
 ◆「むね肉」が前日より4円高の216円

 その結果■「コスト相場」は前日より2円安の802円でした。
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