今日の食鳥業界

2月の量販店、惣菜品の販売が好調

 大手量販店(58社・9731店)で組織する日本チェーンストア協会が22日発表した2月のチェーンストア販売統計によると、総販売額は9952億円で、店舗調整後の前年比では3.4%増で、2ヶ月連続のプラスとなっています。今年は閏年も影響していそうですが、『2月は気温がやや高めに推移し、食料品は鍋物商材が苦戦したが惣菜部門などが好調、衣料品では冬物商品の動きが鈍く、住関品も季節商品の動きが鈍かったが、総販売額の前年同月比は2ヶ月連続のプラスとなった』としています。食料品の販売額は6755億円(前年比5.2%増)、うち農産品931.5億円(同4.7%増)、畜産品790.5億円(同4.7%増)、水産品618.9億円(同4.1%増)、惣菜792.7億円(同9.8%増)。畜産品では「牛肉・豚肉・鶏肉ともに動きは良かった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった」とレポートしています。
 また、同日に発表の食品スーパー3団体のスーパーマーケット販売統計2月分によれば、食品スーパーの総販売高は8496.6億円(既存店ベースでの前年比4.0%増)で、食品販売高は7360.9億円(同4.6%増)と前月に続き伸びています。生鮮3部門は青果が1113.9億円(同3.8%増)、水産739.3億円(同2.5%増)、畜産939.9億円(同3.9%増)となっており、目立つのは惣菜で809.4億円(同5.7%増)と、大手量販店と同様に惣菜部門の伸びが高くなっています。

3月22日(火)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が19日(土)より5円高の619円
◆「むね肉」が同4円高の257円
■「正肉相場」は同9円高の876円でした。
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