今日の食鳥業界

3月の鶏肉輸入は前年比18%増

 財務省が28日発表した貿易統計によると、3月の鶏肉(原料肉)の輸入量は4万6695㌧(前年同月比118.1%)でした。直前の日本食肉輸出入協会の予測を2600㌧ほど上回っています。 国別では7割を占めたブラジルが前年同月輸入実績を16.2%上回る3万26966㌧、24%を占めたタイからが同30.6%増の1万1427㌧、2%のシェアの米国は同13.3%減の1158㌧でした。1~3月の累計輸入量は前年同期比7.5%増の13万2233㌧となりました。
 一方、鶏肉調製品の3月輸入量は4万2724㌧(前年同月比100.4%)で、ほぼ前年並みの実績となり、1~3月の累計輸入量は11万4400㌧で、前年同期に比べ5.3%減となっています。

4月30日(木)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が28日(火)より7円高の598円
◆「むね肉」が同3円高の249円
■「正肉相場」は同10円高の847円でした。

4月の月間平均相場は
◆「もも肉」が前月より7.38円高の582.38円
◆「むね肉」が同1.57円安の241.48円
■「正肉相場」は同5.81円高の823.86円でした。
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