中国の鳥インフルエンザ関連の報道が連日続いています。現地では鶏肉の売れ行きが大きく落ち込んでいるそうですが、生鳥マーケットが文化の中国ではリスクの大きさがあらためて浮き彫りになったようです。今回のAI問題は飼料穀物の国際相場にも影響して、中国国内での鶏肉需要が落ち込み、とうもろこしの輸入も減少するとの見通しから、シカゴの穀物相場でとうもろこし価格が下落しています。なにがどう影響するかまさにグローバル社会を実感する思いです。先々の国内の配合飼料価格にも反映されるのでしょうか気になるところです。 4月8日(月)の食鳥卸売相場(東京)は ◆「もも肉」が先週土曜日(6日)に比べ3円高の561円 ◆「むね肉」が同と変わらずの220円 その結果■「コスト相場」は781円でした。