全国の小企業(従業員10人未満の卸売、小売、飲食店、サービス業など)の3月の売上DIは、2月からマイナス幅が縮小(▲19.9→▲11.8)し、3ヶ月連続して縮小していることが、日本政策金融公庫の月次調査で明らかになりました。また、採算DIも前月の▲13.1が▲5.7に縮小と同じく3ヶ月連続で縮小しています。さらに、4月の見通しでは売上DIは▲11.0に縮小、採算DIは0.8とプラスに上昇する見込みとなっており、業況の回復傾向がみられます。ただし、製造業(従業員20人以下)では売上はマイナス幅が拡大し、非製造業では縮小と明暗がでています。政権交替後の景況感の変化、円安等の影響が出てきているのでしょうか。景気の上向きが感じられることが末端の流通・販売面のDIに表れているようです。
4月20日(土)の食鳥卸売相場(東京)は
◆「もも肉」が前日より3円高の560円
◆「むね肉」が前日より2円高の218円
■「コスト相場」は同5円高の778円でした。