昨日末っ子が、サッカーの試合を終えて帰ってきて
クタクタなはずなのに
フラリとまた、出ていった。
しばらくして、手には近所のホームセンターの袋。
一つは、二十歳の兄に、
はい、お誕生日プレゼント
と言って、渡して
もう一つは、
はい、母の日のお花。
と、言ってわたしにくれた。
中には、花の苗が入っていた。
切り花じゃなくて、苗ってとこが彼らしいと思った。
今日は、末っ子と散歩をした。
わたしはせっかくだからと、手にカメラを持った。
しばらく、フラフラ歩くと、
わたしの目の高さの石垣の上の奥の方に、小さな花が咲いているのが見えた。
あ
あの花キレイ。
と、わたしが言うと末っ子は
オレがとってきてやるよ。
と言って、たちまちわたしの手からカメラを奪い
石垣を登った。
わたしは、とってきてやるよ
は、花を摘むんじゃなくて、撮影か
日本語っておもしろい、と思った。
そして、なんともそれが彼らしいな。
と、思った。
末っ子のお花に対するアプローチを見ていると
お花男子って
これから流行るかもしれない。と思った。
流行ってほしいな。
自然とお花の事を想える男子って、
平和の象徴
って感じが、する。