日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

柴又めぐり(3)柴又帝釈天の庭園と諸堂

2014-07-29 | 建築物

彫刻ギャラリーから庭園へ

邃渓園(すいけいえん)



大客殿前に広がる池泉式庭園です。






庭園への立ち入りはできませんが、周囲を取り囲む廊下から見ることができます。

屋根付きなので、雨でも大丈夫です。





大客殿


本堂裏にある大客殿は、東京都の選定歴史的建造物になっています。

帝釈堂






帝釈堂と本堂を繋ぐ廊下


祖師堂(本堂)


帝釈堂の右に建つお堂。帝釈堂と同様、入母屋造の拝殿と内殿が前後に並んで建っています。



釈迦堂(開山堂)


江戸時代末期に建立された寺内最古の建築。

奈良時代作という釈迦如来立像と、開山日栄、中興の祖日敬の木像を安置。

一つのお寺で素晴らしいものをたくさん見ることができました。

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柴又めぐり(3)帝釈天の彫刻ギャラリー

2014-07-22 | 建築物
帝釈堂内殿の外部は東・北・西の全面が装飾彫刻で覆われています。



加藤寅之助ら10人の彫刻師が1面ずつ担当し、法華経に説かれる代表的な説話10話を選んで作られた法華経説話の浮き彫り10面は見事です。

この素晴らしさを静止画でお伝えするのは難しいのですが、ところどころズームで撮影してみました。

























柴又帝釈天までお参りに行かれたら、この彫刻ギャラリーも見学することをお奨めします。


庭園・彫刻ギャラリー共通(1名につき)
大人400円 子供(小・中学生)200円
団体20名以上は大人300円 


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柴又めぐり(2)柴又帝釈天

2014-07-17 | 建築物
柴又帝釈天の山門が見えてきました。

柴又帝釈天の正式名称は経栄山 題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)

寛永6年(1629年)に、禅那院日忠および題経院日栄という僧によって開創された日蓮宗寺院です。

18世紀末、9世住職の日敬(にっきょう)の頃から当寺の帝釈天が信仰を集めるようになり、「柴又帝釈天」として知られるようになりました。

二天門



明治29年、坂田留吉棟梁によって造られた総欅造りの門。

初層左右には四天王のうちの増長天および広目天の二天を安置し、門の名はこれに由来しています。

見事な彫刻をはじめ、重厚なつくりが日光東照宮の陽明門を思わせます。











関東一の鐘楼と言われる大鐘楼



寅さんの映画に、この大鐘楼の効果音が挿入されています。

帝釈堂



二天門をくぐると、正面に位置するのが帝釈堂です。

手前の内殿は大正4年(1915年)、奥の拝殿は昭和4年(1929年)の完成。

内殿には四天王のうちの持国天と多聞天(毘沙門天)を安置。



帝釈堂前の見事な松





内殿外側には全面に浮き彫りの装飾彫刻が施されています。










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柴又めぐり(1)帝釈天の参道

2014-07-11 | その他
何年かぶりに柴又に行って来ました。



古くから柴又帝釈天の門前町として知られていましたが、映画「男はつらいよ」の舞台となったことでさらに有名になりました。


柴又は関東の駅100選に選ばれています。


その主人公・フーテンの寅さん像です。



寅さんの像は、「旅発つ寅次郎がさくらを振り返る」姿を表しているそうです。

その足元には、山田洋次監督による寅さんの故郷への思いを寄せた碑があります。



駅前に柴又についての碑がありました。











帝釈天参道


まだ時間が早くて、参道のお店はほとんど開いていません。



おまけに大雨(-_-;)



しかし、雨にもめげず、帝釈天を目指します!(^^)!


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鎌倉・星ノ井

2014-07-02 | 名水
長谷駅から極楽寺駅に向かう途中、成就院の手前の虚空像堂の石段下にある「星ノ井」は別名「星月ノ井」とも呼ばれています。







井戸の中は覗くことができません。



この辺りは周囲に木々があって、昼でも暗かったため、井戸をのぞくと昼でも星が光って見えたといういわれからこの名がついたそうです。

奈良時代の名僧・行基がこの井戸で光る石を見つけ、これは虚空蔵菩薩の化身だと思い、お堂を建てて虚空蔵菩薩像祀ったという伝説があります。



古来より水に恵まれなかった鎌倉では、水が豊かに湧き出る井戸は貴重な水源だったのですね。

虚空蔵堂



星の井水神




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