日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

東寺の小子房 秋の特別公開(2)

2016-11-19 | 仏閣
建物の中は、撮影禁止なので、小子房の外観や庭園を撮った画像をアップします。



ここから中に入ります。



奥には、国宝の蓮華門が見えます。


蓮華門






庭園は、小川治兵衛の作。





中では、「堂本印象画伯障壁画」が公開されています。


「牡丹の間」「瓜の間」「枇杷の間」「鷹の間」「雛鶏の間」は水墨画、「勅使の間」には極彩色の「渓流に鶴」「日輪山嶽図」が描かれています。


勅使門









初めて拝観した小子房、隅々まで見ごたえがありました。


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東寺の小子房 秋の特別公開(1)

2016-11-11 | 神社
今年の9月、東寺の小子房の「秋期特別公開」に行って来ました。



小子房は、天皇をお迎えする特別なところで、普段は非公開になっています。




南北朝時代、足利尊氏が光厳上皇を奉じて都に入った折り、洛中の戦いが治まるまでの間、上皇は小子房を御所としました。



現在の小子房は、昭和9年の再建です。




勅使門



檜皮葺の唐門で、扉の透かし彫りが見事です。






菊の御紋が見えますね。







入場はここからです。













庭には大きな銀杏の木があり、珍しいことに、ハゼと合体しているのですって!





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聖護院門跡 秋の特別公開

2016-11-04 | 仏閣
聖護院門跡は、静恵法親王(後白河天皇の子)が宮門跡として入寺して以降、 代々法親王が入寺する門跡寺院。



江戸時代後期には2度仮皇居となるなど、皇室と深い関わりを持ち、現在も「聖護院旧仮皇居」として国の史跡に指定されています。



秋の特別公開では、障壁画130面や本尊の不動明王など貴重な文化財が公開されています。



宸殿には狩野山楽の子・狩野永納と、狩野探幽の養子・狩野益信による金碧障壁画130面が納められ、緑青や朱を使ったものから、墨を主として描いた落ち着きのあるものまで、幅広く描かれています。



聖護院は、明治の廃仏毀釈の際に廃寺となった末寺から預かった不動明王像を多く持ち、重要文化財の本尊は智証大師圓珍作とされ、創建された当時のまま、4度に渡る火災でも失われることなく今日に至るといいます。



書院は、後水尾天皇が女院のために建てたもので、延宝4年(1676)に聖護院が現在地へ移転したときに、御所から移築されたと伝わっています。恋文を表す折文の形を使った釘隠しなど細かなところに女性らしさを感じる工夫がなされています。




12月18日まで公開中。

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