日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

尾張一宮の旅(4)真清田神社 その壱

2022-11-29 | 神社

一宮市の中心部に鎮座する真清田神社は、古代に尾張地方を治めた尾張氏の奉斎に始まるとされ、尾張氏祖神の天火明命を祭神としています。

平安時代、「尾張國一之宮」として、国司を始め人々の崇敬を集め、一帯の地名「一宮」はこの真清田神社の社格に由来。

鎌倉時代、順徳天皇が多数の舞楽面を奉納しました。

社殿は昭和20年(1945年)の一宮空襲で焼失したため、いずれも戦後の再建です。

空襲で焼失した社殿は、典型的な尾張造として知られていました。

楼門

楼門はその空襲による焼失を免れましたが、これも昭和36年(1961年)に再建されています。


拝殿・本殿

本殿内陣中陣の御扉や柱桁などは、特別に伊勢の神宮から下賜された古材を使用。

本殿・祭文殿(さいもんでん)などは神社建築としての造形を評価され、国の登録有形文化財に登録されています。


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尾張一宮の旅(3) 宝部山地蔵寺

2022-11-20 | 仏閣

次は、宝部山地蔵寺を訪ねました。

地蔵寺という名だけに、鐘楼の前にお地蔵様

こういうところに立っているお地蔵様は珍しいような(^_^;


本堂

延命地蔵菩薩がお祀りされています。


客殿


聖徳皇太子奉安殿

立ち並ぶお地蔵様


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尾張一宮の旅(2) 常念寺 その弐

2022-11-08 | 仏閣

本堂



書院

観音堂の足利尊氏の守り本尊といわれる如意輪観世音菩薩像は一宮市指定文化財に認定されており、両脇には西国・秩父・坂東の百観音霊場の分身を安置しています。

 

一宮市指定文化財

    彫刻 如意輪観音菩薩坐像 一躰

              柳星山常念寺蔵

              昭和三十八年三月二日指定

 常念寺は、足利尊氏の甥といわれる空遄召運上人が、明徳元年(一三九〇)に創建した西山浄土宗の寺である。

 この像は、足利尊氏の守り本尊と伝えられる。高い宝髻、宝石をちりばめた宝冠、うっすら開いた玉眼、不自然さもなく巧妙に配置された六本の腕、思惟する女性的な温顔にあてがわれた指のやわらかさ、胸に垂下する瓔珞など、まことに美しい像である。片膝のすわり方であるが、安定して危なげがない。おそらく寺の創建ごろに制作された像であろう。像高三十五センチ。

                   一宮市教育委員会

 


一宮城主関氏三代塔


また、蓮の寺と言われており、約100鉢程の花蓮が、6月中旬~9月初旬頃まで見られるそうです。


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