日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

還来(もどろぎ)神社

2013-03-22 | 神社

大津市伊香立途中町にある還来(もどろぎ)神社



社殿によれば、ご祭神である藤原旅子は、父・藤原百川の荘園である龍華壮の別邸で生まれ、蓮華夫人と呼ばれました。その後、桓武天皇の夫人になり、大伴親王(後の淳和天皇)を産みました。



786年、薨去する際、故郷の比良山南麓の梛の下に埋葬するように遺命し、この地に祀られました。再びこの地に帰ってきたことから、還来大明神と称されたといいます。



また、平治の乱に敗れた源義朝が敗走中に当社に立ち寄り、白羽の鏑矢を奉納して武運を祈り、後に息子の頼朝が、平家との戦いに勝利し、神田を寄進したといいます。



これらの故事により、戦乱の際、無事に帰還することを祈願する人々が参詣するようになりました。









鳥居横のイチョウが、見事に色づいていました。





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唐崎神社

2013-03-15 | 神社
日吉大社の摂社で、近江八景のひとつ「唐崎の夜雨(からさきのやう)」で知られる景勝地。








境内から琵琶湖を背景に唐崎の松を描いた歌川広重の「唐崎の夜雨」で知られており、近江八景に
選ばれています。







宇志丸宿禰が植えた初代の松は天正9年(1581年)に大風で倒れ、現在のものは3代目です。

金沢の兼六園にある唐崎の松はこの地から分けられたものとして有名です。





女性の信仰が篤く、婦人病、下の病には著しい御霊験があるとされています。





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満月寺浮御堂

2013-03-07 | 仏閣
満月寺浮御堂は、大津市堅田、琵琶湖畔の満月寺にある湖上に突き出た仏堂で、近江八景「堅田の落雁」で知られています。

平安時代、恵心僧都が湖上安全を祈願し、自ら1000体の阿弥陀仏を刻んで建立したのが浮御堂の始まりといわれ、正式名は海門山満月寺といいます。

現在の建物は昭和12年の再建によるものです。

竜宮門





満月寺の本堂







浮御堂内部





浮御堂から見た琵琶湖



とんがった山の三上山が見えます。



琵琶湖大橋



観音堂には、聖観音座像が安置されています。





芭蕉も訪れたそうで、

芭蕉の句碑「鎖あけて月さし入れよ浮御堂」が残されています。



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