日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

蒲原の浄瑠璃姫の伝説(2)源義経硯水跡

2019-10-22 | 史跡
蒲原の駿河モータースの横に源義経硯水跡があります。
 
 

 ここは蒲原木之内家菩提所で、1167年(仁安2年)に作られ、蒲原一族初代・清實以後と浄瑠璃姫等の五輪の墓が建てられました。
 
 
 
1174年(承安4年)義経が東に下る時にこの菩提所の涌き水を使って浄瑠璃姫に手紙を書いたといわれています。
 
手紙を読んだ浄瑠璃姫は、義経を追いかけて来たのですが、病で倒れこの地で亡くなりました。
1817年(文化14年)には地蔵尊が建てられ、「いぼ神様」として尊ばれ、義経硯水の水をイボにつけると、イボが落ちるという霊験を願って参拝者が絶えなかったのですが、旅人に持ち去られ、36代勝則によって再建されました。
 
 
1933年(昭和8年)国道工事のため、墓地は北に移り、面積は縮小し、現在の形となりました。
残念ながら涌き水は涸れてしまいました。
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蒲原の浄瑠璃姫の伝説(1)浄瑠璃姫の位牌が伝わる蒲原の光蓮寺

2019-10-08 | 仏閣

東海道本線「新蒲原駅」より徒歩15分ほどのところにある光蓮寺に向かいました。



光蓮寺は1620(元和6)年に開山した浄瑠璃姫を供養するお寺です。




 

浄瑠璃姫の供養を行っていたのは、もとは慶徳寺というお寺でしたが、慶徳寺から浄瑠璃姫の位牌を引き継いだのが光蓮寺なのだそうです。

浄瑠璃姫は、奥州に向かった義経を追いかけ、富士川のあたりまで来たのですが、蒲原の地で命を落としてしまいます。

境内にある浄瑠璃姫の壁画


光蓮寺には、浄瑠璃姫の位牌があります。

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