日々史跡めぐり

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尾張一宮の旅(2) 常念寺 その弐

2022-11-08 | 仏閣

本堂



書院

観音堂の足利尊氏の守り本尊といわれる如意輪観世音菩薩像は一宮市指定文化財に認定されており、両脇には西国・秩父・坂東の百観音霊場の分身を安置しています。

 

一宮市指定文化財

    彫刻 如意輪観音菩薩坐像 一躰

              柳星山常念寺蔵

              昭和三十八年三月二日指定

 常念寺は、足利尊氏の甥といわれる空遄召運上人が、明徳元年(一三九〇)に創建した西山浄土宗の寺である。

 この像は、足利尊氏の守り本尊と伝えられる。高い宝髻、宝石をちりばめた宝冠、うっすら開いた玉眼、不自然さもなく巧妙に配置された六本の腕、思惟する女性的な温顔にあてがわれた指のやわらかさ、胸に垂下する瓔珞など、まことに美しい像である。片膝のすわり方であるが、安定して危なげがない。おそらく寺の創建ごろに制作された像であろう。像高三十五センチ。

                   一宮市教育委員会

 


一宮城主関氏三代塔


また、蓮の寺と言われており、約100鉢程の花蓮が、6月中旬~9月初旬頃まで見られるそうです。


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コメント (2)
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