9月11日に、千歳の「アウトレットモール・レラ」で開催された、「フレンチ・ブルー・ピクニック2011」の見聞録。
本日は「プジョー編」をお届けします。
色とりどりにずらっと並んだ、猫科のクルマたち!
まずは、尾車氏の「106ラリー」。
まさに白豹といったイメージのレーシーさである。鉄チンホイールが、また、泣かせる。
そしてこちらは「306ラリー」。306にも「RALLYE」仕様があったということを、私はこの日初めて知った。
まさに、小股の切れ上がったパリっ娘のような、そのヒップライン!
「206RC」。ロケットのように銀河系まで飛んで行っちゃいそうな、大仰なリヤウイングが素晴らしい。
日本においてプジョーといえば、ハッチバックのイメージが強いが、セダンもなかなか味がある。「505V6」。
その低いウエストライン。全方位に渡って視界が良好そうだ。現代のクルマに、見習ってほしい点である。
そして、ミッテラン大統領時代のフランスの公用車だったという、ビッグセダン「605」。
シトローエンXMとはコンポーネンツを多く共有しており、従妹車といえるとのこと。
その体躯の大きさを感じさせない、クリーンなラインが好もしい。
「406」。スリークで魅力的なミドルセダン。「TAXi」での勇姿が、脳裏に浮かぶ。
日本ではこの手のセダンは、もはや絶滅危惧種である。レガシィB4やスカイラインが、最後の牙城といえるかもしれない。
「407SW」。このサイドからリヤにかけてのウインドウグラフィックスは、もしかしたらイプサムの影響を受けたものかもしれない。
だが、テールランプのデザインが巧みなので、イプサムよりもずっとカッコ良くみえる。
プジョーはオープンも魅力的だ。「206CC」のリヤシートに人が座るのは困難だろうが、それは有用な荷物置き場として活用できそうだ。
そして、4シーターオープンの「307CC」。小豆色のカラーが、シックで美しい。コレ、欲しいなぁ!
307シリーズは、実は私が最も愛するプジョーだ。適度に肉感的で、魅惑的なボディを持っていると思う。
306はやや清楚すぎるし、308はコレステロール過多なイメージなのだ。あくまで私見ですが・・・
さて、次回は「シトローエン編」をお届けします。