獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

スカイラインに感銘

2010年03月11日 | CARS&F1
 CR-Z試乗に引き続き、我々取材班は最近マイナーチェンジされたというスカイラインを見るために、日産のお店に向かった。
   
 ところが残念なことに、そのお店にはマイチェン後のスカイラインの試乗車は無く、乗ったのはマイチェン前のモデルだった。グレードは「250GT FOUR」(5AT:税込車両本体価格352万8000円)である。
   
 ドライビングポジションを合わせようとチルト&テレスコ付のステアリングを調整すると、連動してメーターパネルが動いて、ベストな視認性を確保できる仕掛けになっている。まずはこの点が、素晴らしい。センタークラスターのパネルには「調」ではない本物のアルミが張られており、手で触れるとその冷んやりした感触が心地いい。
   
 さて、走り出してみる。いやあ、3年前に乗った時と同じく、じつに好印象であった。そのV6エンジンは滑らかに回り、ステアリングや足回りのセッティングには非常に緻密なフィールがある。インテリアのセンスも含め、非常に私好みのクルマだ。ATは5段だが、マニュアルモードでのレスポンスも申し分なし。特にシフトダウン時に回転合わせをしてくれる「シンクロレブコントロール」が効いている。同行した尾車氏も、「いやあ、このクルマは気持ちいいね!ひょっとしたら、BMWの5よりも、イイかもよ!」と感嘆していた。確かに、価格もそれよりは250万円以上も安いので、CPではスカイラインの方が確実に上であろう。
   
 そんなに素晴らしいスカイラインが、日本国内ではほとんど売れていないことが、私は悲しい。やはり、絶対的な価格がやや高いからかもしれない。同じようなサイズのレガシィB4は、このスカイラインよりもかなり安く買えるし、燃費もよく、走りも同じように上質だ。だが、このスカイラインは価格相応の品質感がインテリアに醸し出されており、なによりも「いいクルマ感」に溢れた、素敵なクルマだと思う。私がもし購入するとしたら、予算があるのならばスカイラインを選びたい。現実的な選択となるのは、おそらくレガシィの方だと思いますが・・・
コメント (2)
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