獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

ブタキングの豚ラーメン

2010年09月11日 | 麺’s倶楽部

 木曜日、人間ドックからの帰り道。前日21時から飲まず食わずだった私の体が欲するのは、当然のごとくラーメンだった。
   
 今回立ち寄ったのは、web上でも話題沸騰の、札幌市東区伏古の「ブタキング」である。12時43分に到着したのだが、この行列ぶり!
   
   
 定休日は「心折れた日」だそうで・・・
   
 13時22分。ようやくにして食券販売機の前に到着。私がチョイスしたのは「豚ラーメン」(850円)。スープの味は「味噌」オンリーである。
   
 13時27分。カウンターに着席。具の量や味は好みに応じて調整してくれるようだが、今回は初めてなので、ノーマルで食することに。
   
 13時32分。ついに「豚ラーメン」が目前に!その丸々とした極厚の豚チャーシュー3枚を裾野にし、モヤシ・背脂・おろしニンニクが山のようにそそり立っている・・・
   
 「まるは製麺所」製の麺は、極太の、いわゆる「二郎インスパイア系」。私は「てら」さんの「極太にんにく醤油」を、ここで思い出した。
   
 この特大の肉は、表面はカリッと濃厚で、その中身はもちっと柔らかい。
 ニンニクと背脂にまみれた味噌スープは、極太の麺と極厚チャーシューに対し、がっぷり四つの力強さで対峙する。そして、ドック健診の胃カメラで突かれた私の胃壁を修復するかのように・・・いや、さらに痛めつけるかのように、沁み渡っていく。
   
 13時43分。この暴力的なラーメンと格闘するようにして、私は男の意地で完食。だが、同行したJ氏は、心折れたのか、肉を完食できず、唇をうち震わせていた。

 ここのラーメンは、人を選ぶと思う。決して万人向きではない。さらに言えば、太い麺を茹でるのに時間が掛かるのと、一般人がこのラーメンを食べ終わるのに時間が掛かるという二重苦で、お客さんがなかなか回転しない。行列になっているのは、そのせいもあるのだろう。やはり、マニア向きというか、体育会系のラーメンフリーク向きの一品だと私は考える。御免。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャロ君写真館 ’08.12.1~’10.11.28

チャロ君写真館 ’10.12.18~’11.12.24

チャロ君写真館 ’12.01.01~’12.12.24

チャロ君写真館 ’13.01.01~’13.12.29

チャロ君写真館 ’14.01.01~’14.12.27

チャロ君写真館 ’15.01.01~’15.12.27

Waterlogueチャロ君

チャロ君写真館 ’16.01.01~’16.06.25

チャロ君写真館 ’16.07.29~’16.12.28

チャロ君写真館 ’17.01.01~’17.12.21

チャロ君写真館 2018

チャロ君写真館 ’19.01.01~’19.09.07

チャロ君写真館 ’19.09.22~’19.12.31

チャロ君写真館 ’20.01.01~’20.04.27

チャロ君写真館 ’20.05.01~’20.08.26

チャロ君写真館 ’20.09.02~’20.12.31

チャロ君写真館 ’21.01.02~’21.07.21

チャロ君写真館 ’21.09.02~’21.12.31

チャロ君写真館 ’22.01.01~’22.04.30