スイフト試乗に先立って、昼食を摂ったお店が、この「マルエス食堂」である。
dadyson氏の情報によると、ココでは9月限定で「チリトマト麺」なるものを提供しているというではないか!「日清チリトマトヌードルフリーク」の私が、その耳寄りな情報を見逃せるハズはないのだ。
それにしても、北24条近辺という都会なのに、この店の立地する場所は、非常に地味で、「なぜこんなところにラーメン屋があるんだ!」と思わず叫びたくなってしまう。都会の中の秘境系ラーメン店と言えましょう。
さて、味噌・正油・塩の三味は600円という良心的な価格で提供されているこのお店。だが、私のオーダーは、当然のごとく、「9月のマンスリーラーメン=チリトマト麺」(750円)である。
そして供されたその一品。私がかつて自作したチリトマトヌードルは「塩」ベースだったが、こちらのそれは「味噌」ベースである。
白みそのまろやかさと豆板醤の辛さががっしりとスクラムを組み、そこにトマトの酸味が加わってフュージョンする。そのスープはまさに味のワンダーセッション!
小林製麺の麺がまた、ぷりぷりと元気よく、ノド越し爽快。見逃せないのが、その麺の鮮やかなイエローの色彩。紅いスープにそれは鋭く映え、視覚的にもウマさを増幅させる。
また、メンマの秀逸さにも言及せずにはいられない。それは大振りで長く、しっかりした歯ごたえの良質なモノだ。なかなかこういうメンマには出会えない。
最後まで取っておいたチャーシューも、大きさといい、質感といい、柔らかさといい、文句のつけようがない。う~ん、デリシャス。
そして、スープに沈殿するひき肉!今回も、このひき肉の誘惑にそそのかされ、スープを完飲・・・
いやあ、まさに至福のランチタイムであった。dadyson氏のラーメン情報は、外れたことがない。感謝感激雨あられ、権藤権藤雨権藤だ。気分は西城秀樹氏である。