獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

日産エクストレイル&ボルボC30試乗記

2007年09月18日 | CARS&F1

 さて、毎度おなじみ素人クルマ試乗インプレッション。今回我々取材班3名が俎上に上げたのは、日産の新型エクストレイルとボルボC30の2台である。友人の駆る「フリーランダー」で、我々はまず日産に向かった。  
   
 エクストレイルの試乗グレードは2.0X(4WD・CVT:税込237万3000円)。プラットフォームはデュアリスと共通とのことで、ホイールベースは両車とも2630mmで、最小回転半径も共に5.3mである。
 まあ、例によってチョイ乗りの感想にしかならないのだが、SUVらしくなく、非常にキビキビと軽快にこのクルマは走る。センターメーターを廃止して、通常の位置に持ってきたのも○。ラゲッジスペースもやや床は高めだが使いやすそうで、海や山へとアウトドアで遊ぶにはもってこいのクルマであろう。私だったら、そのスタイルも含め、デュアリスよりもエクストレイルを選ぶ。MTが選べるのも大きな理由だ。だが、街乗り重視の都会派の人は、デュアリスの方を好むのかもしれない。
 で、フリーランダーとの比較でいくと、ジェントルかつしっとりとしたフリーランダーのフィールに対し、エクストレイルはやや軽快に過ぎるように思えてしまう。その辺は、6気筒と4気筒の差なのかもしれないし、それが英国車と日本車の違いなのかもしれない。そんなワケで、私は、フリーランダーをついつい再評価してしまったのだった。燃費のことは、さておいてですが・・・
   

 
   
 さて、お次はボルボC30。後ろから見ると、カエルが座っているようで、微笑ましい。試乗グレードは2.4i Aktiv(5AT:税込285万円)。
 このクルマも、実は「S40/V50」と同じプラットフォームなのだそうで、ホイールベースもトレッドもまったく同一である。乗ってみた感じも、今年の初めに乗ったV50とそう大きくは違わないのだが、強いて言えばV50の方がより上質なフィールだったような気がする・・・のは、気のせいかもしれない。
 やはり、このクルマのキモは、そのスタイルであろう。近年絶滅危惧種となってしまった3ドアハッチバック。かつてのアコード・エアロデッキボルボ480をついつい思い出してしまう。理性的に考えれば、あと44万円出してV50を買うべきかもしれないが、感性でC30を選ぶのも面白いと思う。グラスハッチからラゲッジルームが丸見えなのは、ちょっと困る点かもしれないが、そういうことを気にする人は、最初からこのクルマを選ぶことはないであろう。私は、このクルマ好きである。買えないけど・・・
   

コメント (2)
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