形之医学・しんそう療方 小石川院長 エッセー

昭和の頃、自然と野遊び、健康と医療のことなど。

ひきずりうどん

2011-12-15 14:25:04 | 男の料理

ひきずりうどんは、山形の郷土料理だが、同じようなものが東北の
各地にあるかもしれない。 みんなで鍋をつつくような感覚の、
これからの寒い季節向きで、東京に住む友人たちにも大好評の料理だ。 
栄養のバランスもとてもいい。 ただ基本的に納豆が中心なので、
これが苦手の人は素通りしていただきたい。



<つくり方>

★ 納豆に生卵を割り入れてかき混ぜ、そこに粉末のカツブシを入れた
小鉢を、1人に一つづつ用意する。 これがベースになる。 
ダシになるカツブシは、スーパーで売っている安い粉末のものがいい。 
山形では場所によって、カツブシの代わりに、サバの水煮缶を崩して
使うところもある。 
納豆 + 生タマゴ + ダシになるもの + 醤油、これが基本になる。

あとは決まりはなく、ここに好みで、刻んだ菜っぱのおひたしや、ネギ、
モミ海苔、沢庵でも何でも漬物を刻んだものを入れる。 
山形だとオミ漬け、青菜漬けあたりか。 味付けは生醤油に限る。 
甘い蕎麦つゆはこれには向かない。

★ うどんを用意する。 私はこれに限っては、細目のうどんが合うと
思うが、それも好みで。 乾麺でも、生でも、冷凍うどんでもよい。

土鍋に熱い湯をはり、そこにゆでたうどんを入れて、みんなで上記の
小鉢にうどんを取ってからめ、食べるだけである。 ダシが足りなく
なれば、カツブシ粉を足す。 一人一玉では足りない。 予想外に
たくさんのうどんを食べてしまうので、多めに用意しておいたほうがいい。


形之医学・しんそう療方 東京小石川
http://www.shinso-tokyo-koisikawa.com/



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