形之医学・しんそう療方 小石川院長 エッセー

昭和の頃、自然と野遊び、健康と医療のことなど。

小さな会話

2010-04-16 16:50:37 | Weblog


「 ただいま 」
「 おかえりなさい 」


スーパーに行った帰り道。
 
「 昼ご飯、なに食べようか? 」
「 なんでもいいよ 」


散歩の途中。 
木立の切れた、陽あたりのいい斜面。
スミレの花がたくさん咲いていた。 

「 スミレ、きれいね 」
「 うん 」


ありふれた小さな会話。
話す人、答える人。
突然、答えてくれる人がいなくなった。
こんなに寂しいなんて、思ってもいなかった。


一人になった。
きょうも風だけが吹いている。


  





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3 コメント

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Unknown (yuuri)
2010-04-18 10:58:28
寿命

と、いうけれど

残された者は、悲しい、寂しい

何を教えてくれているのか

凡人には理解できない

慰める言葉も思いつかない

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Unknown (やまざきふき)
2010-04-18 20:13:42
先生こんにちは(^^)

遊びにきました~


小さな会話。。。じーんとしました
返信する
ありがとう (ながおか)
2010-04-24 15:47:44
yuuri先生、ありがとう。
心の混乱は続いているけど、
越えていくしかない。


ふきちゃん、訪問ありがとう。
返信する

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