朝、散歩に行くと紫鷺苔がさかんに花を咲かせはじめていた。
この野草は地を這うようにランナー(匍匐茎)を出して咲き広がる。
城址公園でも、少し湿り気が多く日当たりのよい場所で多く見る。
苔(コケ)というと、古い樹木や岩を覆うあの苔を思い浮かべるが、
それとはまったく別のもの。 以前書いたイヌノフグリと同じく、
ゴマノハグサ科の植物だ。 おそらく日本では地を這うような植物を、
苔と総称したのではないだろうか。
花の名は羽をひろげた鷺の形からつけられたと思う。
1、2センチほどの大きさで、アヤメの3枚からなる花の、
1つだけをそっと地においたような姿をしている。
清楚な美しい花だ。
からだの形は、生命の器
形之医学・しんそう療方 東京小石川
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