大町市にある 霊松寺の紅葉、続きです。
庫裏の裏庭にある池では百人一首のような光景が見られます。
山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ もみじなりけり
嵐吹く 三室の山の もみじ葉は 竜田の川の 錦なりけり
池なので川ではないですが。。
でもそのそばには小さな滝のような水の流れがあり。。
ここから池に続いているんですね。
見惚れるような美しさです♡
裏庭を堪能したところで、再び境内の方に戻ります。
山門はやはりどっしりとしていて素敵です♪
鐘楼と駐車場のある所までは歩いて戻ります。
上から見下ろす境内も絵になりますね!(^^)!
この日も天気が良く、紅葉の景色によく映えました。
鐘楼の所から見る本堂と庫裏。
オハツキイチョウが大きく鮮やかです。
反対側に見える北アルプスと大町市市街。
☆-----★-----☆-----★-----☆-----★-----☆
そう言えば日々暮らしていて鐘の音は聞く事がなく、大晦日の「ゆく年、くる年」で聞いていたのも昔の事なので
イメージ音と化しています。
諸行無常の響きなのでしょうか?
機会があれば、ゴ~ンと荘厳な音を出してみたいものです。
柔らかく深い音色ですよね。
これを近年では「うるさい」と感じる人がいるとか。。
個人の主張ばかりが強くなり、「我慢」ということができない人が増えましたね。
そもそも除夜の鐘の音を「我慢しなければならないほどうるさい」と感じたことがないし
情緒も何もない世の中になっていくようで寂しい限りです。